ライブドアの思い出①
私の遠い親戚が横浜で「濱安」と云う寿司屋をやっている。
安田健一と云うが、健一の高校の同級生がライブドアの元CFOであった宮内亮治氏であった。
宮内氏は横浜商業高校を卒業後、税理士事務所に勤務し税理士の資格を取っている。
私と宮内氏との出会いは実は健一からの紹介ではなく、当時私がKOBE証券の社長であった頃に、宮内氏の草野球仲間の者がKOBE証券の営業部におり、その者から私が紹介を受けて会食したのがお付き合いの始まりであった。
それから「オン・ザ・エッヂ」(ライブドアの前身)の代表の堀江貴文氏を紹介され、六本木の雑居ビルの小さなオフィスに伺った。
堀江氏と初めて会った時の印象は「えっ!」という驚きでしかない。
どこから見ても小太りの武田鉄矢であったのだ。
私は当然、証券会社の社長として堀江氏に会うので、いつも通りスーツにネクタイの姿である。
しかし、堀江氏は薄汚れた赤いTシャツにヨレヨレのジーパン姿。
髪は武田鉄矢と同じ長髪。
少しオフィスで話した後に、麻布警察の裏にある「桜庵」と云う店へ招待し、堀江氏と宮内氏とメシを食った。
堀江氏は私の目の前でこれからの「IT」がどのようにビジネスを変えていくかを熱く語ってくれた。
サイバーエージェントの藤田氏もGMOの熊谷氏も全てレベルは堀江氏より下だと断言していたのが印象的であった。
話しは大きく自信満々である。
2000年の4月6日に公募価格600万円で株式公開をした。
真にITバブル崩壊の始まった時の上場であった。
2000年の2月中旬、ソフトバンクは時価総額21兆円。
光通信は時価総額7兆5000億円もあった。
それらがオン・ザ・エッヂ上場時にはソフトバンクは5分の1。
光通信は30分の1の株価へと暴落していく。
その最中にオン・ザ・エッヂは上場していったのである。
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