昭和の役者の矜持に学ぶ
私はテレビは大河ドラマとニュースしか観ない。
たまに大相撲の中継を観るくらいだ。
還暦も過ぎると吉本興業のお笑い系番組がおもしろいと思わない。
パンツ一枚になって、お盆だけで前だけを隠して笑いを取るような芸人がいるが、当社にも宴会でその芸をやる社員がいるが、小学生からも失笑を浴びている。
あれは芸ではない。
酔っ払いの親父の腹踊りの世界。
昔の役者は違った。
石原裕次郎も勝新太郎も小林旭も菅原文太も高倉健も、主役を張っていた。
当時の役者は皆、腹が据わっていた。
銀幕の主役はテレビドラマの主役と貫目が違っていた。
昨年の大河ドラマの「どうする家康」の主役の松本潤も、江戸幕府を創り出した家康にしては余りにも軽過ぎた。
11%の視聴率が全てを物語っている。
音楽の世界も昨年末に紅白歌合戦を観ていたら、若い奴らがサングラスをかけて、変な髪の色をしたグループが次から次と登場してきた。
そもそもテレビでサングラスをかけるなと言いたい。
大勢で器械体操みたいなダンスを踊る。
男なのにピアスをつけたり、指輪をしたりしている。
本人はカッコイイと思っているのかもしれないが、私は受け入れらない。
こんなことを言っていると、何も世の中をわかっていない親父と若い人に言われそうだ。
今回の紅白でも韓国の歌手やグループが多数出演していた。
彼らは初めから世界進出を考えて戦略的に芸能を体得している。
島国だけの日本の芸能界も韓国に席捲される日は近いように感じた。
日本もデフレからインフレへと変わり、これから世界も羨む日本の底上げ相場がスタートする。
この上昇気流に閉塞感漂う日本を再浮上させるチャンスがやってきたのだ。
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