癒される企業戦士の歌 | いっちゃんのひとり言

癒される企業戦士の歌

私の好きな曲に岩崎宏美の「聖母(マドンナ)たちのララバイ」という曲がある。

彼女は1975年にデビュー。

セカンドシングルの「ロマンス」で大ヒットとなり、その後数多くのヒット曲を世に送り出してきた実力派シンガーだ。

「ロマンス」の曲を聴いた時も、その透き通った歌声に同じ年の私は胸を打ち抜かれた。

それ以来のファンでもある。

冒頭の「聖母たちのララバイ」は1982年に発売された曲。

日本テレビ2時間ドラマ「火曜サスペンス劇場」の初代エンディングテーマに起用されていた。

その後レコード化され、見事チャート1位を獲得。

この壮大な歌を歌っていた岩崎宏美は当時23歳だった。

私はこの曲を新橋にある大衆サウナに入いると思い出す。

新橋のニュー新橋ビルの裏にその大衆サウナは、パチンコ屋の上に構えている。

200近くあるロッカーから自分のロッカーを探し、脱衣しサウナへと向かう。

もう、そのサウナは「聖母たちのララバイ」の世界。

疲れきったサラリーマンがサウナの中で身体を投げ出している。

男たちは日常の不満や疲れを黙って汗で流している。

大都会はいつの時代も戦場。

俺たち男はみんな傷を負った戦士。

こんな俺たちを母のように優しく迎い入れてくれているのが、このサウナ室。

サウナは有能な生成AIのように黙って、良きサウナ空間を提案してくれる。

戦士たちの心の痛みや疲れをサウナ室の中で母に甘えるが如く、小さな子供の昔に帰って熱い母の胸に甘えて癒されていく。

こうしたことを思いながら、この大衆サウナに来るといつも「聖母たちのララバイ」を思い出す。

2022年7月1日に「Tokyo International Forum」で野口五郎との共同コンサートで彼女はこの曲を第2部で歌っていた。

バックのTokyo Philharmonic Orchestraの演奏も良かったが、岩崎宏美の歌声は昔と全く変わっていなかった。

 

 

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