残したい日本の原風景
人と自然が共生する日常空間がそのまま観光資源になっている場所が好きだ。
近年、地域の個性が失われないように景観を守り、復活させる動きがあるそうだ。
文化庁ではそれらを「重要文化的景観」に制定し、全国に72カ所あるとのこと。
『日経プラスワン(8月26日)』では、大学の建築・設備工学科教授や日本観光文化協会会長、トラベル雑誌編集長、文化庁文化財調査官、旅行会社、日本政策投資銀行地域調査部副調査役などへの取材をもとに10位までのランキングを掲載していた。
簡単にまとめてみた。
1位 京都府宮津市の『宮津天橋立』は、海を約5千本もの松が生い茂る3.6kmの一本の砂の道(砂州)が貫く。
信仰と漁村、重層的な歴史体現ができるだろう。
2位 大分県別府市の『別府の湯けむり』は、豊富な温泉資源を生かした暮らしが受け継がれ、温泉大国日本の原風景だ。
3位 熊本県阿蘇市の『阿蘇』。
火山活動で形成された東西18km、南北24kmに及ぶ世界屈指のカルデラ内に約5万人が暮らしている風景。
4位 北海道平取町の『アイヌの伝統と沙流川(さるがわ)』は民族文化と豊かな牧野林だ。
5位 滋賀県高島の『高島市針江・霜降の水辺』は湧き水の清流の里が美しい。
同じく5位 高知県四万十市の『四万十川流域』は、流れが緩やかな大河が日常生活や農林漁業を支えてきたことを景観が伝える。
7位 沖縄県今帰仁村の『今泊(いまどまり)のフクギ屋敷林と集落』は昔ながらの防風林がいい。
8位 奈良県明日香村の『奥飛鳥』は、日本の都が置かれた里山は紛れもなく日本の原風景だ。
9位 熊本県山都町の『通潤用水と白糸台地』は棚田潤す水路。江戸後期からの石橋築造技術の高さを知ることができる。
10位 長野県千曲市の『姨捨(おばすて)の棚田』は地域で守る月見の名所だ。
少し秋めいてきたので、歴史が息づく原風景を見に行きたい。
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