経営者の姿勢が問われる!
社長は社内で誰よりも働かなければならない。
誰よりも汗をかいて仕事をしていなければならない。
自分は楽して部下にばかり命令をしていたら誰もついてこない。
毎日毎日コツコツと、休まず働き続ける。
「Work is Life」の如く、仕事をすることが生きることだと思えるくらい働く。
すると、こんなに頑張って働いているのだから、間違いなく自分は成功するはずだと自信が湧いてくる。
社長が真面目に、真心を込めて仕事に取り組むことでしか、会社の業績は上向かない。
コロナが5類へと移行し、平常モードへ世の中が戻っていく。
手厚い補助金や助成金もなくなる。
それどころか、コロナ融資の返済が本格化していく。
1カ月の営業利益で借りている金の利子すら払えないゾンビ企業は消えていくであろう。
経営は自己責任だ。
経営者である社長は何があっても言い訳はできない。
想定外のことや不測の事態が起きても、全て社長が対応しなければならない。
会社を潰してしまう社長は、いざという時のための備えがない。
銀行から借金をし、親戚からも借金をし、事業がうまく回らなくなって、大阪から東京へ逃げてきた元全敗ボクサーの経営者がいた。
借金取りから逃げてきたこの男はどれだけの関係者に迷惑を掛けてきたのだろうかと思った。
元社員、離婚した家族、借金を踏み倒された取引先や銀行。
数え切れぬ程の人々に迷惑を掛けている。
この男を私は見て、本気で汗をかいていないなと感じた。
ウソで固めたこの男の話を今や誰も信用しない。
経営者も落ちる所まで落ちると本当に惨めである。
この男は経営者の反面教師である。
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