タワマンの価値
私はタワマン(タワーマンション)を買わない。
私の知人経営者が住んでいた武蔵小杉のタワマンに行ったことがある。
武蔵小杉は「タワマン銀座」と呼ばれるほど多くのタワマンが聳え立っていた。
武蔵小杉は昔、東京機械や不二サッシの工場があった所だ。
その跡地に高層マンションを建てたらしい。
要は住民を横に並べたらニュータウンで、縦に重ねたらタワマンということ。
多摩ニュータウンは今どうなっているのだろうか。
多摩の丘陸地を開発し、横に広がって作ったのが多摩ニュータウンであった。
それに対して、タワマンは縦に長く伸ばしたもの。私が訪れた武蔵小杉のタワマンも、1棟に1000人近くの住民が居住しているとの事だった。
人口だけ聞いたら、一つの立派な街だ。
武蔵小杉の売りは交通の便と通勤時間の短さであるが、実際には朝の通勤時に武蔵小杉駅構内に入るのにとんでもなく時間がかかるとの事だ。
それはそうだろう。
1棟に数百人から1000人超の住民が住んでいて朝に通勤、通学で駅へ向かったら混雑するのは当たり前である。
私が言うタワマンの問題点は何か。
① 災害時のリスクが大き過ぎる。
上層階の人は難民となる。
② 上層階、中層階、低層階で住民の意識に格差があり、棟としてのコミュニティが形成されにくい。
③ 将来の修繕費が莫大にかかる。
多額のランニングコストがかかり続ける。
④ 子世代と親とが同居しずらい環境。
新規の入居者がコスト高で入って来ないリスク。
上記の点から私は地面に足の付く戸建か低層マンションが好きである。
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