よく眠れると「仕事の満足度」が圧倒的に高い
3月9日山陽新聞コラム『滴一滴』になぞなぞがでていた。
ギリシャでは「鉄のように重く、蜜のように甘いが、手にとることも、ポケットに入れることもできない」ものはなに?というなぞなぞ。
オーストリアでは「招かないのにやって来るお客さん/ドッカと上席におすわりだ/このお客さんを見たければ両目をかたく 閉じるべし」。
なぞなぞの答えは「眠り」。
往々にして魅力的であり、招かずとも訪れる。
なんでも、企業で働く人の健康管理を受託しているドクタートラストによると、眠りは働く人にとって、仕事の満足度などに好影響を与えることが分かったという。
同社のストレスチェックを受けた32万5千人のデータを基に調べた。
その結果「よく眠れない人の6割強は『仕事に満足していない』、よく眠れている人は約8割が『仕事に満足している』」ということが分かったという。
さらに「よく眠れない人の7割近くは『気分が晴れない』、よく眠れている人で『気分が晴れない』と感じているのはわずか1割にとどまる」、「よく眠れない人で『物事に集中できる』のは半数程度にとどまる、よく眠れている人は9割以上が『物事に集中できる』と感じている」ということも明らかになったとしている。
こうした結果を受け、ドクタートラストは「従業員の睡眠を十分に管理することで、心身の不調を未然に防ぐことができ、良質な睡眠が生産性の向上につながる」と指摘。
「残業時間の管理を徹底し、睡眠時間確保に留意することなど、組織としても対策を講じることが従業員の睡眠改善に有効だ」と強調している。
いよいよ暖かくなり、「春眠暁を覚えず」の季節だ。
ぐっすり眠り、すっきり目覚め仕事の満足度を上げていこう。
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