事業計画立案の重要性
いい家を創るのに設計図も作成していないで創れる訳がない。
どの部材を、どのような順序で現場に搬入するのかの計画すら立案されていなければ、いい家を創ることは出来ない。
同様に自分の会社をどのように将来したいのか、何を目指すのかという事業計画すら立案していなければ、いい会社を創ることは出来ない。
しかし、実際には会社としての基本理念すらなく、事業計画も立てていない経営者が実に多い。
それで、私は経営者でござるはおかしい。
昨年度に日本において黒字であった経営者は3人に1人。
3人に2人の社長は赤字を計上しているのだ。
私は経営者ならば、これからの世の中がどうなってゆくのか、少なくとも10年後の自社を取り巻くマーケットを予想しろと言っている。
そのために、10年後のマーケットを予想するために徹底的に調査をする。
調査した上で自社の進むべき方向性を決める。
自社の勝つためのポジショニングはどこにあるのかを知る。
他社と比べた上での自社の差別化商品は何であるのか。
競争相手はどこと予想し、相手を徹底的に分析し自社の強みは何かを知る。
そして勝つための仕組み作りを基本理念ブレイクダウンシステムに基づいて考えていかねばならない。
企業の寿命は30年と言われている。
起業期→成長期→成熟期→衰退期。
それぞれの期間を7~8年と考えると、起業期に倒れてしまう確率は80%以上である。
10年間、企業が継続する確率はなんと5%以下。
当然のことだが事業計画もない会社は倒産する確率は高い。
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