大物・年長者の開拓方法
今の若い人は、「どや顔」や「上から目線」の年長成功者が苦手である。
心から、友だち感覚で付き合えたり、気軽な上司や得意先と一緒に働きたいと思っている。
友だちなんだから、相手に媚びもゴマもする必要ないと考えている。
しかし、私が20代・30代・40代に新規開拓した顧客は、ほぼ100%「どや顔」と「上から目線」の人々だった。
当時の立志伝中の人物はみな「どや顔」「上から目線」であった。
突出した成功者はみなそうなってゆく。
そうした「どや顔」「上から目線」の成功者たちを私は次々と顧客にしていった。
具体的には武富士の創業者の武井保雄さん。
パチンコの平和の創業者の中島健吉さん。
ユニバーサルエンターテインメントの岡田和生さん。
CSKの大川功さん。
ベルーナの安野清さん。
ドン・キホーテの安田隆夫さん。
共立メンテナンスの石塚晴久さん。
その他大勢の成功者から私はトータルで1兆円を越える運用資産(預かり資産)を証券マンとして預けて頂いた。
実力のある成功者の年長者を新規開拓し、私は倒産した零細証券会社を47歳の時に上場に導いた。
相手を思いやる心構えとか、敬語の使い方とか、挨拶の仕方といったビジネス・マナー書をいくら読んでも何の参考にもならない。
当たり前のマナーしか知らない連中を出し抜いて、大物年長成功者を開拓したノウハウは私の著書に書いてきた。
要は、木下藤吉郎になれということ。
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