これからの雇用システム | いっちゃんのひとり言

これからの雇用システム


私が20代の頃の野村證券には活気があった。


株をいくらまで売ってくるまで帰ってこないぞと言って、夜遅くまで外交した。


しかしながら今の若い社員は随分とおとなしくなってしまっている。


投資家に迫り、欲しいと思う金融商品をすばやく販売する。


最近のベンチャー企業の売る力を見ていると、大企業が見失いつつあるものを暗示している。


これからのプロの営業マンには肉体拘束に対する報酬ではなく、仕事の成果に対する報酬となる。


AIの普及、ITリテラシーの活用により、営業マンの仕事は顧客からクオリティが問われる。


労働報酬が肉体的拘束時間に対しての支払いではなく、その人の労働に対する評価となるはずだ。


製造業の生産現場では、装置の稼働時間に人の労働時間を合わせるという19世紀型の時間拘束に対する労働対価システムが今も生きているが、ホワイトカラーである営業マンにはそのシステムは合わなくなる。


年功序列、終身雇用、企業内組合という日本企業の古い体制は崩れ、時間拘束に何の意味もなく、プロとしての結果と成果が求められる世界がやってくる。


企業が社員の全人生を丸抱えする時代から、社員はプロフェッショナルとして会社と仕事の契約を結ぶ「独立した一事業者」となっていくであろう。


最近の伸びているベンチャー企業は、雇用と報酬の考え方が一昔前と全く違うのである。


もしかしたら、我々は今だに19世紀型の産業革命で始まった工場で確立した時間拘束型労働対価システムに縛られているのかもしれない。


これからは成果を出す、結果を残すプロしか生き残れない時代となる。


何十時間働こうが、ホワイトカラーとして成果がでなければ報酬は著しく低くなるであろう。




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