光陽ホールディングス創業30周年に寄せて | いっちゃんのひとり言

光陽ホールディングス創業30周年に寄せて



光陽ホールディングス株式会社代表取締役会長兼CEOであられます川路代表と、久しぶりに赤坂の口悦で食事をさせて頂きました。



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光陽グループは、この1013日で創業30周年を迎えます。



川路代表との出会いは以前、ブログにも書かせて頂きましたが、私が野村證券大森支店長時代からお付き合いをさせて頂いております。




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川路代表率いる光陽グループは19801013日、東京は六本木のハリファックスビルの一室で産声をあげました。




当時は机も何もない状態で電話だけを引いてきて、新聞紙を床に敷き、その上にすわって、ジュースや珈琲の空き缶を灰皿がわりにテレコールを始めたそうです。




50名のメンバーで電話外交をスタートさせた川路代表は、創業して20年後には3,000名近くの従業員を誇る大組織に育てあげました。




川路代表と食事を取りながら、30周年を迎えるにあたり川路代表の色々な思いを伺いました。




川路代表が常に思っておられることは、




●創業の原点を決して忘れないこと

「何もありませんでしたが、生き生きと将来の夢を語り合いました。一人ひとりに当事者意識が強烈にありましたので、おもしろいように新規がでました。いま私たちに必要なのは、あの頃の真剣さ、無我夢中さ、そして強烈な当事者意識なのです。」



いつお会いしても、川路代表は創業の原点を忘れずにプラス思考で前進されている経営者でいらっしゃいました。





ビジョンの共有化

「私たち光陽グループが目指しているものは、商品先物業界だけでなく金融業界全体の中で『金融総合商社』を旗印にしながら本当のリーダーになっていく、金融の『雄』になっていくということなのです。光陽グループを、商品先物業界の『野村證券』にしていくというのが、創業の時からの私たちの合い言葉だったのです」。



このように川路代表は、全社員で明確なビジョンの共有化を図ることに尽力されていました。




●思いの力が全ての道を拓く

「この会社を業界になくてはならない一流の会社にしてみせるという、強烈な思いがありました。何もない創業当時から、絶対に勝つんだ、勝って、勝って、勝ち抜いて『金融総合商社』を必ず創り上げてみせるという強い思いで今日までずっとやってきたのです。」



経営者の思い、管理職の思いというのが、そのまま部下に伝わり影響を与えていくものです。川路代表の真剣さが、そのまま従業員に伝わるからこそ、社員一丸となって真剣になれたのでしょう。




プラス志向

「私たちは常に攻めの姿勢、プラス志向でここまできました。ピンチになればなるほど団結する。超えるべき壁が高ければ高いほど燃える、そういう素晴らしい精神が光陽グループには脈々と息づいているのです。」





この言葉が示すように、川路代表は常に前向きな方でいらっしゃいます。ネガティブな言葉を発しないので、人の悪口を私は聞いたことがありません。成功する人の象徴だと尊敬しております。






川路代表がおやりになってきた先物取引(フューチャー)は、現在、商品の営業の規制が強化され厳しい状況になってきていますが、現在は為替取引に大きく転換を図られ、そちらのほうが伸びてきているとのことでした。



また、中国との新しいビジネスも着々と計画をされて、中国での住宅建設や販売などにも力を入れていかれるそうです。





川路代表は先を読む力に長けていらっしゃる方ですから、日本のマーケットがシュリンクしているのであれば、今成長している分野、今成長している国と組むべきとお考えになられています。



人脈を活用されながら、中国をビジネスマーケットの視野に入れた次の策を練っていらっしゃる姿に、「さすが!川路代表だな!」と感じ入った次第です。





一言で創業30年と言っても、大変なことだと察します。私が会社を創って4年目になりましたけれども、川路代表は30年間に亘り黒字で経営されて、相当数の従業員を養ってきている訳です。



さらに、10社を超える会社を経営されて、高額納税者として多くの所得税を国に納めている川路代表。その経営手腕を称賛し、我々も頑張っていくことが大事だと思います。



お酒を酌み交わしながら、あらためて人生の目標となる方だと感じました。




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会食の中盤、インヴァスト証券社長になられた息子さんの猛さんも合流し、3人でKOBE証券時代の昔話に花を咲かせました。





猛さんとは私がKOBE証券の社長時代、彼が23歳で入社して出会いました。あの頃は、むきたてのゆで卵のようなきれいな顔をしていましたね。



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そんな猛さんも今や35歳。今回、社長になられてキリッとした精悍な顔つきになり、私も大株主として安心しました(笑)。





「株主総会には行かないから、安心して」と伝えたら、安堵していました(笑)




川路代表、そして猛さん。楽しいひとときをご一緒させて頂きまして、誠にありがとうごいました。



心からお二方の、益々のご活躍を祈念しております。


そして創業30周年、おめでとうございます。