こんなこと書いてる場合じゃない。明日の午前中の打合せまでにやらなきゃいけないことが山積み。
でも、書きたいから、書かないと前に進めないから書く。
『今回のツアーは一つも上手く曲振りが出来てない』と話していたが、わっち本人の口からの活動休止の理由とその直後にやった「Message from the front」を聞くために行ったという感じ。
「Message from the front」ってそういう曲だったのか、と。
それと、ダブルアンコール後のSEが「ロードストーン」で、ファンがみんなで大合唱していたのだけれど、その様子がすごくて(あと、小さい会場だったりするとメンバーがステージに戻ってきてSEに合わせて踊るっていう恒例行事があるから、今日も戻ってくる可能性あるのか?と思って)、曲が終わってからもずっと動かずにその様子を見ていた。
SEの曲が切れても「おーおおお」っていうコーラスをファンがみんなでアカペラで歌い続けて、その様子はまあ壮観で、「これどういう終わりを迎えるんだろうか」と期待して待っていたら、PAが「レインメーカー」(だったかな)を流して、それでファンも終わりを悟って、みんなで拍手しておしまい。
「レインメーカー」(だったかな)が流れ出した時に隣にいた人が「ずるいな」って呟いたんだけど、俺もそんな気持ちだった。もうちょっと歌わせてくれても良かったと思うよ。ファンみんなが「ああ、これはもう出てこないな」ってなんとなく感じるまでは歌わせてあげれば良かったのに。
多分、2階で見ていた関係者とかも含めて、あの場に残っていたみんなが「もう少しだけ、この瞬間よ、続け」って願っていたんだと思う。
バンド側が「マイナスなことがあって活動休止をするんじゃないよ。このままやり続けることも出来るけど、ちょっと時間が欲しいんだよ」っていうことをライブ全体を通して表現していたから、見ている側も、決して寂しい気持ちにもしみったれた気持ちにもならなかったし、「きっとすぐ戻ってくるでしょ?」って思えたけど、でも、やっぱり同時に(最後のライブも最高に良かったからこそ)「まだ、終わらないでくれ」って言う気持ちがずっと絶えなかった。
終わってから時計をみたら2時間半以上やったんだけど、前回のブリッツでは「アンコールでVERTIGO(2枚目のミニアルバム)全曲再演」があったことがどうしても頭の片隅にあるから、一発目のアンコールのときは「もう終わりなの?」と感じてしまったし。
で、わっちのメッセージの概要を書き記しておくと、
「ずっと純粋に音楽が好きでやってきた。すげー曲が書きたいとか、みんなに喜んで欲しいとか、売れたいとか、でかい箱でやりたいとか、そういう漠然とした目標を持ってやってきて、それはあくまでも象徴みたいなもので、そこに向かっていればそれでよかった。
でも、続けているうちに色々な足かせが出来て、大きな目標を達成するためには、小さな目標を立てて、一つ一つクリアすることを要求されるようになった。例えば、箱の話しだと「ブリッツはもう満員にできるから、つぎは●●での開催を目指しましょう」みたいに。
そういう足かせを具体的に意識し出すと、大きな目標も具体的に立てないといけなくなってしまって、それがどんなに大きな目標であっても、仮にその目標に到達したら、じゃあそこでゴールしてしまって、終わりなのか?と疑問に思うようになった。
そのことを疑問に思うようになってしまってから、色々な足かせを取っ払って、純粋な想いを純粋に形に出来る状態にならないとこのまま続けても音楽を嫌いになってしまうし、いろんなことが嫌になってしまうと思うようになった。
だから、色々なことが綺麗になるまで、すこし休むことにした。
全然上手く話せないけれど、大切なことは全て歌の中で言ってきたつもりである(俺がお前のロードストーンになろうとか笑)。」
記憶で書いているので、あくまで俺のフィルターが掛かっているし、俺はこういうメッセージだと受け取った、ということだけど、まあ、大体合っていると思う。
それで、この話しのあとに「Message from the front」を歌った。
多分法律的にアウトなんだろうけど、歌詞全文記載しておく。
『進んでるか止まってるか見分けもつかぬ
仕事を抱えながら
続けるだけじゃどこにも辿り着けない
男は知っていた
真夜中に紛れてロードワークを始める
走ることは美しい
風はつくるものだ 景色は変えるものだ
それを教えてくれる
It' message from the front
「自分らしさは」勝てなけりゃ意味がない
男は知っていた
しみったれた「ありのまま」じゃ辿り着けない
男は走り出す
Message from the front
進むだけでゴールに近づけることがあまりにも少ない世界で
走り出せ
Message from the front
You'll get a message from the front』
2回目のアンコールのときには竹尾も喋ってくれて、それは
「(客席から「3年後」という声があったのを受けて)3年後になるか何年後になるか、帰ってくるかどうかも分からない。だから、待っててくれなんて言わない。他に好きなバンドが見つかったらそのバンドを全力で応援して欲しいし、やりたいことが見つかったなら全力でそのやりたいことをやって欲しい。でも、戻ってきた際にはまた全力でお前らのこと口説いてやるからな!」
というもの。これは結構ぐっと来た。
オーラスは今までみたいに「LOVE」じゃなくて(LOVEは3曲目ぐらいでやった)、「フラッシュワープ」。
最後の歌詞が「また会おうよ」だからね。でも、バンド側がそういう意志を伝えてくれたんだから、僕らは大人しく待っている。ただそれだけ。
もう少しだけ(ライブの内容どうこうとは外れる話しだけど)書いておく。
一つ目。最初にfozztoneをブリッツで見たときは(それまでちっちゃい箱でしか見たことなかったから)「fozztoneってこんなにファンがついてるんだ、ブリッツクラスでも満杯になるんだ、嬉しいな」と思った。でも、今回は「fozztoneってこんぐらいの箱が最低限の基準で、もっと大きい箱のほうが似合うんじゃないかな」と素直に思った。それと、もう4月のgrapevineツアー初日のブリッツのチケットを確保しているので、最初の方は「grapevineこの規模で見られるなんて嬉しすぎる」なんてことを考えながら見ていた。
二つ目。開演ぎりぎりで入ったため場所がなくて一番後ろの照明をいじるブースの真横で見ていたので、ちょくちょく照明の操作を観察していた。若い女の子がやってて素直に「すげーな」と思いながら見ていたんだけど、そういうことに意識が向きだすと、段々、無意識に照明のデザインのことを考えてしまっていた。「デザイン」っていうのは、スイッチングのタイミングとかはもうプロの技って感じで、すごいんだけど、きっとバンド側とリハしながら決めたんであろう、例えば「このタイミングでミラーボール使うんだ」とか、「暗転させるタイミングワンテンポ後の方が良かったんじゃないの?」とか、「二回目のアンコールで、少しでも長くメンバーの姿を目に焼き付けたいっていうファン心理なのに、後ろから強い照明あてたらシルエットしか見えないじゃん。これライブのスタート時には効果的だろうけど、このタイミングでやる演出じゃないだろ」とかのこと。あんまり照明のことなんて考えてライブ見たことないけれど、こうやって見るとまた違った楽しみ方が出来て面白い。でも、ライブを楽しむことより、ステージ全体をどう演出するかということについて仕事のときと同じ意識で見ちゃうから、それはいいのか悪いのか分からないが笑
なんだかんだ、最高に楽しめたよ。
fozztone、待ってるから早く戻ってきてね。
そうだ、最後に一つ。
ライブ終演後に中村貴子さん(貴子さんについては一ファンとしてだいぶ昔に本ブログに書いた)がツイッターに
「フォズヘッズが聴かせてくれた、ブリッツに響き渡るハンドクラップとストンプ。
日本のライブでも、こういうこと、出来るんだよね。
日本人でも、こういう楽しみ方、出来るんだよね。
光を貰ったー☆」
って書いてくれてて嬉しかった。
フォズヘッズとしても嬉しいし、中村貴子ファンとしても嬉しい。なんだかむずがゆい感じ。
それとそれと、貴子さんツイッターで「どやさ」って使いまくってて、それも嬉しい。
前回のgrapevineのBurning treeについて書いた時に、最後に「どやさってどこかで使っているのを見たら、『こいつまたGRAPEVINEに影響されてやがるな』って思って軽く流して欲しい」ってことを書いて、まあ、別に書く程のことじゃないかって、消したんだけど、
貴子さん影響受けまくってるじゃん笑
おれも「どやさ」使いまくっていこっと。