イースターの休みである。
先週末から今週末にかけて。
昨日まで一週間かけてポルトガル北部を旅してきた。日本人初上陸なんじゃないの?って思うような小さな村々をめぐることと、シザをはじめとした素晴らしい現代建築を見て回ることを目的とした旅。
いろんなことを考えていろんなものを見ていろんなものを得た旅。
時間がないから詳細をまたUpできるかわからないけれど、現代建築という面だけでいえばヴィアナ・ド・カステロにあるシザの市立図書館は素晴らしい。シザは大学図書館も含めればたくさんの図書館を作っているけれどたどり着いた答えがこれなのかなと感じた。別にむずかしいことは何一つしていないけれど、心地よくてしっかりと正しくて素晴らしい。この建築はまだあまり「発見」されていないようだけれど、もしポルトガルに来る機会があって、時間が許すならばぜひ訪れるべきだと思う。
それから、マルコ・ドゥ・カナヴェーゼスの教会とか、ボルゲス&イルマオン銀行とかももちろん素晴らしかった。
あと、今回の旅におけるもう一つの発見はタヴォラの素晴らしさ。
レサにタヴォラが全面的にかかわっている公園がある。例えばそこのテニスコートわきのクラブハウスは小品だけれど全てに気がつかわれていて素晴らしいし(レサにシザを見に行くのならばぜひこの公園に立ち寄ってください、シザのもう一つの「レサのスイミングプール」もこの公園内にあります←このプールはシザの初期のタヴォラの影響とその後の純粋形態がミックスされていて興味深い)、ポウサーダにしてもソウト・デ・モウラのそれよりギマランイスにあるタヴォラのもののほうが全然よい(これはポルトガル一の大きなポウサーダ)。
もうちょっと良くタヴォラの作品についても調べなければ。
そして、イリャーヴォにあるマテウス(ARX)の海洋博物館もよかった。マテウスの建築初めて見たな、あ、いやリスボンで建設中の現場は見せてもらったけど。
イリャーヴォの市立図書館は悪くないけれど、あの敷地にある理由もあの形態でなければいけない理由も見いだせなかった。もっとほかの答えがあったんじゃないかな。期待していた分ちょっと残念。
アントニオ・ベレン・リマのヴィリャ・レアルの図書館はこれも期待していたのだけれど、全然だった。普通の公共図書館じゃん。公民館についているような。そんなレベル。一か所参考になるところはあったが。
ポルトガルの建築って意識的に明確なファサードを作らないのかな、それって、イスラム文化、キリスト教文化の入ってきていない北部の農耕民族に名残を見出すことができるのかなってそんなことを考えながら、現代建築と村々をつなげようとした。ブリコロールとか。
まあそんなことが現代建築についての断片。
村についても書かなきゃ。