冬の禊ぎ感 | 断片の集積

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主にポルトガルでの生活について

課題に追われた週末を過ごして今日授業に行く。周りの雰囲気はまだプランをそこまでフィックスしているようではないけれど、最終プレゼンまでの時間を考えると早くプランをフィックスして図面のクオリティーを上げて、作業量で勝負しなければと思う。というのは、どんな計画をしても大体受け入れられているし(クラスメートにはそれはありえないだろうっていう計画をしている奴もいる)、もちろん先生の中では評価があるんだろうけど、エスキスではあまりそういうこと(プランの良し悪し)に関して言われないので、自分で納得できる案ができたら、どんどん詰めていったほうが効率的だと感じるからだ。


で、昼飯食って模型材料買って帰って寝ようと思ってたらクラスメイト達が固まって外で話しているのに出くわす。今からボタニックガーデンとトロピカルガーデンに行くという。疲れてるから俺はパスかなって言おうと思ったら、「ああコエ―リョ英語で話さなかったんだね、今日急にクラスで行くことになったんだよ、説明してくれる人の都合で今日になったらしい。」って言われる。そう言われたら行くしかない。どっかのタイミングでは行かなきゃなって思ってたからまあいいかって。クラスメートの車に乗せてもらってみんなで行く。急な話だったからカメラも持ってなかったけれど、どちらも結構良かった。そして、こうしたらもっと良くなるってイメージが湧いた。壁に囲われて外からは全く見えないけれど、こんなにいい空間がリスボンにはあるんだよって旅行者に教えたくなった。


疲れたけれど、行って良かったなって思いながらバスを待ってる帰り道、急に「俺、冬が好きだ」って思った。

冬って寒さに耐えるためにいろんな服を着こんで、いろんなものを身につけて、見た目はどんどん太っていく。だけど、心や僕自身の体そのものは余計なものがどんどん削ぎ落とされていく感覚がある。うまく言えないけれど、冬になるといらないものがすっと落ちていく禊ぎ感を感じることができる。この感覚がすごく好き。余計なものを身につけて、取捨選択して捨てることもできずに丸々と太ってしまった僕から冬がいらないものを奪って行ってくれる。禊ぎっていい言葉だなぁ。


そんなことを考えてた。夕食何作ろうかなぁ~。