・・・・・・・っということで、昨日はプラハ城の広場で興味深い青年と話しました。
たまたまベンチの隣に腰かけていて、ぼくらが日本語を話していたのを聞いたのです。
実にすらっとした長身で、いかにもモテそうなタイプで、ヨーロッパは初めての旅行という。
何と5万円の片道航空券でウイーンに入り、今日は5日目だそうです。
歳は22歳。
英語は得意だと自信をもって答えます。
アジアはほとんどの国に行き、モンゴルにも行ったとのこと。
ぼくは意地悪なので、中央アジアは行ったかと聞き返します。
一人旅行が好きで、5,000円くらいの安宿を転々として、どこでもすぐに寝られるとのこと。
今回は1か月ほど旅行するそうです。
となれば、大学卒業で就職までの自由時間だと思うじゃないですか。
すると、「ぼく、会社員です。」と答えたのです。
ネットで仕事をしているので、時間は自由なんだと。
そうか、だから英語は得意なんだと勝手に解釈。
これからポーランドかドイツか迷っているところ。
ドイツなら次はパリに行きたいそうです。
だったら、絶対ポーランドがいい、クラクフは絶対おすすめとアドバイスしました。
カミさんはハンサムな青年に弱いので、若いうちになかなか行けないところに行きなさい、有名どころはいつでも行けるし、彼女が出来たらそちらに行きたがるからと口を挟む。
クラクフに行ったら、ぜひともアウシュヴィッツに行きなさいとアドバイス。
そこから青年のボロが次々に現れる。
アウシュヴィッツってドイツだと思っていましたと。
何かテーマを持って旅行したほうがいい、ぼくらは美術館巡り、今回は特にフェルメールがテーマというと、フェルメールを知らない。
ヨーロッパの国の位置関係を知らない。
当然知っているべき常識をことごとく知らない。
要は教養を微塵も着けていない。
大阪人の特徴なのか、調子がいいのは人一倍。
まあ、22歳というまぶしいばかりの若さ。
これからいくらでも知識をつけて行ってくれるだろう・・・という期待は絶対無理だなと分かる。
こんなアホな人間でも、ネットビジネスで一丁前の会社員を名乗れて、世界を旅行できる時代なのか。
サッサと分かれた後、カミさんと顔を合わせ、呆れたというより、時代の変化をつくづく感じた次第でありました。
日本の青年たちよ、とにかく世界に出でよ!!
