・・・・・・・っということで、ずいぶん前にこの映画を見ました。
2003年の公開です。
評論家の評価としては上の下くらいで鳴かず飛ばずでした。
ぼくの印象も、なんか暗い映画だったなぁ〜くらいでした。
しかし、スカーレット・ヨハンソンがまるで絵から抜け出た少女のように見えたことは記憶に強く残っています。
彼女も今は41歳の人気女優となり、アクションもこなしています。
ところがあの時の彼女は19歳、まさしく少女の役に相応しかったのです。
しかも、役柄は処女です。^m^
耳飾りを付けるために、コリン・ファース演じるフェルメールに針で耳に穴を開けられるシーンは良かった。
いまYoutubeでこの映画が見られるんですよ。(^^)/
あの頃に比べると、フェルメールについてずいぶん知識が増えました。
当時の雰囲気にものすごく拘っています。
絵の中にある世界がそのまま再現されています。
色彩、小道具、衣装、そして何より光の具合が絶妙です。
この映画を制作するために相当深くフェルメールを研究したことがわかります。
この映画の良さを味わうためには、観客側もフェルメールを知らなければならないでしょう。
批評家は精神面の掘り下げが足りないとの評価でしたが、ぼくはわざと掘り下げなかったと感じています。
ヨハンソン演じる少女はフェルメールに初めて性的に惹かれたのです。
耳に針を通され血が出るシーンは、処女の喪失を表しています。
大金持ちのパトロンに手籠めにされそうになります。
だからこそ、彼女に好意を寄せるキリアン・マーフィー演じる肉屋の青年に押しかけて体を許したのです。
年齢的にも、身分的にも、既婚のフェルメールとは叶わぬ恋だと知っていたからでしょう。
少女は実在していない架空の人物だとされています。
もし、実在していたらヨハンソンこそが適役だと思わされます。
コリン・ファースも複雑な役を難なく演じていました。
本当に自分の絵を理解してくれるのは、使用人の貧しい女だったのです。
興味がある人はぜひYoutubeで見てください。(^^)/

