・・・・・・・っということで、今話題のハンタウィルス(Hantavirus)について。
名前の由来は韓国の 漢灘江(Hantan River)からです。
朝鮮戦争の時にこの川の周辺で原因不明の症状が出て、たくさんの兵士が感染しました。
その後、韓国の学者(イ・ホワン博士)がネズミが原因だと解明しました。
じゃあ、韓国のネズミが世界中に拡散したかというと違うのです。
野生のネズミには同種のウィルスが存在します。
症状の違いはありますが。
ですから、今回の下手人と疑われているアンデスウィルス(アルゼンチン)もワンオブゼムに過ぎません。
当然日本にも存在しています。
歴史上問題になったのは、「梅田事件」で、119名が感染し2名が亡くなっています。(1960年代ですから、ぼくは生まれています。(^^ゞ)
そのほか、実験用動物のネズミから感染した事例があるそうです。
最近聞かれなくなったのは、「清潔」になったからです。
梅田事件の時の教訓で梅田駅周辺は徹底的に消毒されました。
それまでは戦後の貧困でドブネズミだらけだったそうです。
じゃあ、何で今回アルゼンチンが注目されているかというと「地球温暖化」でネズミの数が激増しているからです。
経済が悪化している国では、環境を清潔に保つのは難しいのです。
・・・・・・・
さて、ここから先はぼくの想像が入っています。
まず、人から人へ感染するか?という問題。
科学者たちがそのリスクはほとんどない、従ってパンデミックが起きることはないと口を揃えています。
患者を輸送中の飛行機の中でCAが感染したというのは「ガセ」だと分かりました。(ホント迷惑な話です。)
ぼくは若い頃に航海した経験があります。
船が港に着くと、ロープで係留します。
そのロープには「ネズミ返し」という円盤を付けます。
これは義務であって、付けないと接岸できません。
MVホンディウス号も当然取り付けていたはずです。
最初の犠牲者の夫婦が乗船前にゴミ収取場を訪れていたというウワサから船内で人から人への感染が起きたと言われていますが、この可能性はほぼゼロだとぼくは見ています。
感染原因は「船内」にあると見る方が自然です。
すなわち、このクルーズ船に何らかの理由でネズミが侵入したのです。
それは、ロープを伝わってきたかも知れないし、補給された食料品に紛れていた可能性があります。
そのネズミたちが倉庫や換気ダクトに潜んでいて、彼らの糞尿が乾燥して食料や空気に乗って拡散されたのでしょう。(あくまでぼくの予想であって、アンデスウィルスは人から人へ感染する可能性がゼロではないそうです。)
ぼくは一連の報道を見ていて、この辺の情報がなおざりにされていると感じます。(特に語源が韓国であることなど。)
逆に恐怖を煽るような口調は問題です。
船舶には6か月ごとに船内の衛生検査を受ける義務があります。
本来は船内にネズミは存在していないのですが、ネズミは賢いし、身体能力も高いですからね。
船乗りならわかるのですが、船とネズミはワンセットです。(;^_^A
大航海時代、これを防ぐために船内で猫を飼っていたことはよく知られています。
海外を旅行すると、港町に猫が多いことに気づきますが、それなりの理由があるのですね。
現代でも、猫を飼えばいいのにね。

