・・・・・・・っということで、訪米したチャールズ国王がアメリカの議会で演説しましたね。
皇太子時代から色々問題があった国王でしたが、ご立派に成長され国王の名に相応しい威厳ある品格を身につけられましたね。
もう77歳だそうで、ぼくとたった4歳違いだとは思いませんでした。
ぼくには彼のような威厳は1mmたりともありませんからね。(;^_^A
チャールズが皇太子として初めて来日した時のモテぶりを覚えています。
1970年でしたので、彼はまだ22歳の若さだったのですね。
若い女性たちから「チャールズ」コールが湧き起こるほどの人気でした。
そんな彼が国王として演説する姿を見て感慨深いものがありました。
演説の内容はYoutubeに出ています。
最初聞いた時は英語でしたが、親切にも日本語訳付きです。
民主主義と法の支配がいかに重要なものか、それを築き上げてきた歴史を振り返ることによって、それを守る重要性を説いています。
巧妙なジョークを交えながらですので、きつい指摘にも関わらず万人を説得する力を持っています。
その矛先の向きはトランプ政権であり、その暴走を許しているアメリカ議会です。
イギリス国王がアメリカを見下している印象を与えるは厳禁。
そこでマグナ・カルタを持ち出して、王でさえも法に縛られる立場であることを思い出させるのです。
もちろん王のように振る舞うトランプへの当てこすりです。
米英が団結して同じ方向を向くことの重要性を強調したのは、NATO問題であり、ウクライナ問題であり、地球環境問題であり、エネルギー問題、さらには人種問題なのです。
どれも王室が触れるのは躊躇されるデリケートな問題ばかりです。
それでも国王は踏み込んで発言した。
この勇気には感心させられます。
とはいえ、「わかる人には分かり、わからない人には分からなくていい」という態度で貫かれています。
たぶん英語圏の人間でも、真意を完璧に理解できる人はわずかでしょう。
主に歴史や文学の素養を持っていないと、ジョークや皮肉が伝わらないのです。
さて、いちばん理解してほしい人物に国王の真意は伝わったでしょうか?
残念ながらそれは怪しいと言わざるを得ません。
それでも、今回の練り上げられた格調の高い演説は、この大事な時期に必要だったのだと信じて疑いません。
