・・・・・・・っということで、ご存知の通りぼくはトランプが嫌いです。
まず政治家としての適性がない。
発言が下品。
他人を見下す。
自分がいちばん利口で、何もかも分かっていると見せかける。
などなど、この人物が二度も大統領に選ばれ、なぜ底堅い人気があるのか理由がわからない。
かなり知能指数の高い者でも彼を悪く言わない。
アメリカ人はこういう人間が本質的に好きなのではないかと結論づけざるを得ません。
人格を分析することは興味ありませんが、何かつかみどころのない彼の魅力について考えてみました。
結論として出たのは、極めて「記号化」されているという特徴です。
彼のシルエットを見れば一目で判りますよね。
あの苦労の末の髪型。
異様に長い赤色のネクタイ。
大きめのスーツ。
前屈みの姿勢。
これらは「金持ち」のイメージを与えます。
発言も仕草も大袈裟でSNS映えする。
明らかに拡散されることを意識しています。
次に物事をシンプルに見せる力です。
何を考えているかよく分かるというのは、安心感を与えるものです。
以前からぼくが言っているように、「ショーマン」としての資質を持っているのです。
アメリカ人はショー化するのが大好きです。
この前のアカデミー授賞式も、完璧なショーに仕立てられていましたよね。
ぼくらは政治はショーなんかじゃないと考えますが、アメリカ人は違うのです。
だからトランプのような労働者からいちばん遠い人物が、労働者の支持を得るのです。
だとすれば、知識階級のいわゆる頭のいい人(エリート)も彼を好むのはなぜなのでしょう?
ある金融関係のブロガーが「ぼくはトランプと親友になる自信がある」と書きました。
彼は政治に品格など求めないタイプで、要はトランプの経済政策が自分の利益になると読んでいるからでしょう。
さて、エリートがトランプを支持するのは、彼が「操りやすい」と考えているからでしょうか。
プーチンやネタニヤフは明らかにトランプを見切っています。
しかし、困ったこと後の入知恵によって180度方針を変えてしまうのです。
TACOと呼ばれる所以です。
操りやすいけれど、先が読めないのです。
エリートはその点に注意深くあって欲しいものです。
彼は政治的な信念など持っていないのでしょう。
そのとき自分が目立てば満足で、方針など後付けでいいと考えているのでしょう。
ウクライナ→ガザ→カナダ→アイスランド→ベネズエラ→イラン、そしてお次はキューバです。
今、いちばん権力を与えてはいけない人物に権力を与えてしまったのです。
これも深遠な神の御心なんでしょうがね。(ーー゛)
