・・・・・・・っということで、今回のハワイへの往復で3本の映画を見ました。
ポール・トーマス・アンダーソン(PTA)監督の作品で観たのは、【There Will Be Blood】【The Master】【Phantom Thread】ですが、どれも骨太で印象に残るものでした。
この映画も絶賛されているので、真っ先に選びました。
ウゥ〜〜ン、ちょっと微妙。
新鮮なチャレンジだとは認めるけれど、何か「とっ散らかった感じ」がするのです。
今の時代に極左の革命組織?IRAじゃあるまいし。
メキシコからの移民を収容施設から解放するのが目的って??
設定が現実の世界と乖離していると思わざるを得ません。
どの登場人物も個性的できちんと描き分けられていて、PTAの才能を見せます。
主演であるデカプリオをその脇役たちが食っているとさえいえます。
その中でも異彩を放っていたのがショーン・ペンです。
演技が上手いのは折り紙付きですが、こんな変な役もできるのですね。^m^
変な役といえば、デカプリオもイメージを壊す冴えない父親を演じています。
妻が筋金入りの革命戦士であるとの対比で情けないったらありゃしない。
確かに今の時代、革命戦士の遺伝子を描くのは時代錯誤でしょうが、反体制の精神の大切さを描いているのは確かでしょう。
ぼくには移民取り締まりに血道を上げるトランプ政権への当て擦りと見えて仕方ありません。
設定のチグハグさには目を瞑って★5つとしました。
★★★★★
