・・・・・・・っということで、突然ですが、ぼくの世代は皆貧乏でした。
例外なしに、日本人は貧乏でした。
ぼくが生まれた1952年は戦後まだ7年しか経っていませんでした。
朝鮮戦争真っ盛りの時にぼくが生まれました。
ぼくが小学生のころ、電気代だか水道代が払えず、集金人が家に来た時、ぼくが玄関に立って「お母さんは外出中です」と言わされました。
親から嘘を強要される子供って、どんなにつらい思いをするか。
今から思うと、集金人も親が隠れていることを知っていたのだと思います。
下手な演技でしたものね。
・・・・・・・
何でこんなことを思い出したかというと、ハワイに来てランチに50ドル払ったことです。
8,000円ですよ。
たかがフードコートのポキ丼2食分に。
ぐっとこらえて払いますよ、そりゃぁ~。
でも一回の食事で50ドルなんてザラ。
タクシー代だって、ABCストアだって、ちょっと買い物しただけで1万円が吹っ飛ぶんですよ。
戦後の公共料金さえも払えなかった時代を覚えているぼくとしては・・・
「それはないだろう、ボッタクリもいい加減にしろよ!」・・・と叫びたくなりながら払います。
イヤミに聞こえるかもしれませんが、今はそれを払える身分ではあるのです。
ハワイといえば、憧れの島。
その島で、ケチケチしてドぉ~するんだよ?・・・って気持ちも分かります。
若い日本人観光客を多く見かけます。
彼らはホントーにリッチなんだろうか?・・・という疑問。
彼らにとっては、一世一代の贅沢なのかも知れません。
その気持ちは痛いほどわかります。
でもね、君らの隣でポキ丼を食べている老夫婦は結局のところ、贅沢の仕方を知らないんですよ。
ケチるときはケチる。
ケチらないときもケチる精神なんですよ。
大事にしたいんですよ、このケチな根性。