・・・・・・・っということで、阪神淡路大震災から今日で31年になるそうです。
TVで見たあの朝の光景を、当時のぼくは現実のものとして理解できずにいました。
1995年のときは遠く離れた関西の出来事でしたから、揺れを感じることはありませんでした。
まさか16年後に、あれほどの揺れを自分が体験することになるとは、思いもよりませんでした。
人生において大震災を2回経験したわけですが、3回目はないことを祈るばかりです。
神戸の街の各所で火災が発生しているとき、なぜヘリコプターで散水しないのかと、苛立ったことを覚えています。
後から知ったのですが、自衛隊は空中消火の準備を整え、命令を待っていたそうです。
自衛隊は命令で動く組織ですから、それ自体は正解なのでしょう。
しかし、自治体なり国が、なぜ命令を下さなかったのか。
出てきた理由は、「空中から落ちてくる水圧で人間がダメージを受けるから」というものでした。
なんたる無知なのか。
ぼくはその頃、ヘリコプターのビジネスをしていて、アメリカでの空中消火の実績を知っていました。
だからこそ、信じられなかったのです。
複数の地点から上がる炎を見て、
その下で建物に押しつぶされ、動けない人間はいないのか。
動けないまま、近づいてくる炎をただ待つ人はいないのか。
そういう想像ができる者が、決定を下す役人の中に、ひとりもいなかったのだろうか。
その後しばらくして、彼らはマネキンを立たせ、その上からヘリコプターで放水する実験をしました。
結果は、問題なし。
アタリマエでしょう。
阪神淡路大震災の日を迎えるたびに、いつも思い出す怒りです。
おりしも山梨では山火事が進行中で、ヘリコプターが当たり前のように散水しています。
少しは進歩したと、思いたいです。
