・・・・・・・っということで、🎶Where have all the homeless gone?🎶という歌詞にメロディーを付けられる人は少ないでしょうね。(^^ゞ
海外旅行から帰ってくると、日本の街の静かさに驚きますが、ホームレスを見かけないのにも驚かされます。
海外では居て当たり前。
居ない方が異常なんです。
かつては新宿駅にも、橋の下にも、多摩川の河原にもホームレスがたくさん住み着いていたんですよ。
いったい彼らはどこへ行った?ですよね。
厚生労働省の調査では、
2003年:約25,000人
2024年:約3,400人
と約1/7にまで減少しているそうです。
行政の支援が行き届いたという理由は確かに考えられます。
宿泊施設の整備、生活保護の申請支援など、最近では住所を持たなくても、柔軟に対応しているそうです。
これはソフト面ですが、ハード面ではベンチで寝られないようにしたり、立ち入り禁止にしたり、見回りを強化したり。
しかし、この減り方は尋常じゃないですね。
まず、数値そのものの精度が低いのです。
法律の定義では、「ホームレス」とは、公園、河川、道路、駅舎など、屋外で生活している者なんだそうです。
調査員が目視でカウントするわけですが、昼間のみで夜は数えない。
期間も1〜2週間程度と短く季節による変動も考慮されていない。
基準が自治体ごとに一致していない。
ですから見えないところ、車上生活者、ネットカフェ、簡易宿泊所の数はカウントされないのです。
ある支援団体は数万人規模と推定して、ある大学の研究チームは5〜10万人だろう推測しています。(ぼくにはまだ少ないと感じられますが。)
2024年約3,400人という数字とは大きくかけ離れているのです。
明らかに行政が「見えない化」しているのです。
それでも見えるより見えない方がいいですよね。
日本を訪れる旅行者は静かで、清潔であるうえ、ホームレスを見かけないので、素晴らしい国との印象を持って帰国するのです。
まあ、いいでしょう。
でも、数字の精度を上げる必要がある理由は、この物価高でますますホームレスの数が増えるだろうと予測されるからです。
見えなければいいのか?
本質を直視しようとせず、無いことにするという日本人の悪いクセには困ったものです。
