・・・・・・・っということで、公明党が自民党との連立を解消しましたね。
言いたいことは沢山ありますが、今回のドタバタで「孫氏の兵法」の一節を連想しました。
「将に五危あり。
必死は殺され、必生は虜にされ、忿速は侮られ、廉潔は辱しめられ、愛民は煩さる。
凡そ此の五つの者は将の過ちなり、用兵の災なり。
軍を覆し将を殺すは、必ず五危を以てす。
察せざるべからざるなり。」
意味は:
将軍にとっては五つの危険なことがある。
決死の覚悟で〔かけ引きを知らないで〕いるのは殺され、生きることばかりを考えて〔勇気に欠けて〕いるのは捕虜にされ、気みじかで怒りっぽいのは侮られて計略におちいり、利欲がなくて清廉なのは恥ずかしめられて計略におちいり、兵士を愛するのは兵士の世話で苦労をさせられる。
およそこれらの五つのことは、将軍としての過失であり、戦争をするうえで害になることである。
軍隊を滅亡させて将軍を戦死させるのは、必ずこの五つの危険のどれかであるから、十分に注意しなければならない。
以下を参考にしました。:
孫子ってスゴイんですよ。
この中でぼくが一番気に入っているのが、「愛民は煩さる」なんですが、今回は「廉潔は辱しめられ」です。
兵法ですから戦(いくさ)のことを書いていますが、人生は戦いであると定義すればこれほど役立つ哲学はありません。
間違いなく「政治」はその戦いのレベルにおいて高度な戦でしょう。
政治家は「清濁併せ呑む」度量がないと務まらないとぼくは信じて疑いません。
今回、公明党が離脱の理由としているのが「政治と金」なんだそうです。
五危の中で「清廉」を理由としているのです。
公明党は宗教団体ですから、清廉を看板にしないと成り立たないのはわかります。
「政教分離」の立場からすると、自民党は禁じ手を使ったことになります。
自民党は票数欲しさに、創価学会という泥水を飲み込んだのです。
長い目で見ると、こんなことはいつか解消しなければならない。
少数与党という今の現状は日本国民が自ら選択したのです。
それさえ理解していないのが問題なのですけどね。(--〆)
