停戦について | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、ウクライナの人たちのことを考えると、一刻も早く停戦を実現させるべきと思います。

 

こんな状況の中、ドナルドが停戦に前のめりにになっている裏に、危険なパラドクスが隠されていることに気づく必要があります。

 

誰だって殺し合いは止めたいですよ。

 

停戦すれば死ぬ人の数がストップすると考えるからです。

 

しかし、ここに罠が隠されています。

 

人命を第一に考えて、領土を割譲するのは苦渋の判断でしょう。

 

しかし、相手はロシアです。

 

停戦すれば死者が増えないなんて、お人好しの考えです。

 

ぼくは戦いを続けて増える死者数より、停戦してロシアの好き勝手にさせる方が、死者の数ははるかに多くなると考えています。

 

プーチンがあらゆる手段を使って、政敵を殺害してきたのは事実でしょう。

 

ウクライナに親ロ政権が打ち立てられた途端、いま戦いを主導しているウクライナの人々が抹殺されていくのです。

 

ブチャでロシアが何をしたか忘れたのですか?

 

スターリンがウクライナで何十万人も餓死させたのを、殆どのみなさんはご存知ないでしょう。(ホロドモール)

 

何も抵抗できない状態で殺されるより、戦った方がずっと良かったと後悔しても遅いのです。

 

そんな歴史も気にせずに、ドナルドはロシアと停戦交渉にしゃしゃり出ているんです。

 

ウクライナが停戦を飲むはずがないじゃないですか。

 

停戦したいけれど、停戦できないというパラドクスなのです。

 

戦うチャンスを得た者は幸いである。

戦って生きた者は幸いである。

戦って死んだ者も幸いでである。

戦うチャンスを自ら放棄した者は不幸である。

戦うチャンスさえ得ずに死んだ者は最も不幸である。