・・・・・・・っということで、NHKでさえも報道するに至って、遅まきながらネットで調べてみました。
まあ、調べてみても中居某とフジテレビの社員の間で「何かトラブルがあった」とお茶を濁すのみで、何があったのかサッパリ分かりません。
そうこうするうちに、フジTVの社長が会見を(非公開で)開いたり。
ジジイにはますます分かりません。
とはいえ、憶測の範囲では「ああそういうことか」と納得できるくらいのジジイではありますが。(^^ゞ
・・・・・・・
なかなか難しい問題ですが、まずぼくの印象だけは書いてもいいでしょう。
中居某が元アイドル(いまも?)ではなく、どこかの品のないお笑い芸人だったらこんなに大きな問題にならなかったでしょう。
フジTVがそこまでオモテナシ(?)したのも、元アイドルの彼を大物とみなしていたからでしょう。
日本のアイドルって何なんだろう?との疑問をつねづね持っています。
歌が下手くそ(中居は下手だとのこと)で大した才能もない若者(中居はダンスが得意らしいが)を「寄せ集め」て、無理矢理アイドルという訳の分からない人気者に仕立てるシステムに疑問を持っているのです。
実力があるのなら、いつまでもそんな寄せ集めにしがみつかず、抜け出せよっ!と言いたい。
海外のボーイズグループはほぼ例外なくそういう経過を辿っている。
そもそも歌が下手くそな人間が歌手などと称せるほど甘くない。
歌が上手いのは当たり前で、ルックスがよく、ダンスが上手く、プロと同レベルの楽器演奏力を持ち、そして作詞作曲ができる。
そんな才能の塊でさえ、成功は一握りでしかない社会と、日本のタレントが「アーティスト」とぬけぬけと自称する社会のおかしさに、そろそろ気づいてもいいんじゃないのかな。
52歳にもなった男が、はいタレントでございますなんて気持ち悪いと思わないのかね。
この事件が、タレント自身もTV局も、芸能事務所も、そしてファンも全部ひっくるめて一皮「大人」に脱皮するチャンスになることを祈らざるを得ません。
日本の社会は「カワイイ文化」に毒されていると、ジジイは嘆くのであります。^m^