・・・・・・・っということで、ペットを食っていると信じる人物の話をしましたが、今日はちょっと残酷な話をします。
人間のペットとしての生き方を選んだのは犬と猫ですよね。
スズメやツバメは人間を利用していますが、それ以外の動物は家畜としてであり、ペットとしてでではなく、食べられる対象ですよね。
そんな人間との関係が強い生き物に馬があります。
馬は自ら人間に近づいたのではなく、人間にうまく利用された稀有な動物ですね。
農耕や移動手段として利用されましたが、戦闘において馬は重要な役割を果たしました。
現代ではもっぱら競走馬として人間に利用されています。
ジャパンカップで優勝しても、ご褒美はせいぜいニンジンをもらえるかですよね。
人間は何億円も稼いでいるのに。
競走馬の世界で能力のない馬は何の価値もありません。
優勝馬は種馬として生き延びるチャンスはありますが、それ以外は馬肉となって人間に食べられる運命です。
犬や猫はペットですから食べるなんて論外ですが、馬は結局食べられる運命なのです。
これって、ものすごく残酷な現実なのに、人間たちは見て見ぬフリをしています。
馬は豚や牛と同じ家畜だと説明してくれればぼくは納得できます。
馬の現実に何で注目しないのでしょう?
馬は知能の高い動物です。もう、可哀想で可哀想で何とかならんのか、せめて議論を深めてほしいと思います。
そこで不都合な真実を少々。
・・・・・・・
日本では毎年7,000~8,000頭の競走馬が生産されますが、これらの馬の多くは競走馬として活躍できず、さらに引退後に活躍の場を得ることが難しいのは想像できますよね。
引退後も繁殖馬になれるのは0.3%程度のエリート馬であり、その他の馬は乗馬クラブやセラピーに転用される可能性がありますが、それも10~15%程度に留まります。
なぜなのか?それはコストがかかるからです。
馬の飼育に世話係、厩舎、エサ、運動させるための広い土地・・・。
犬猫を飼うのとはワケが違うのです。
用済み(?)になった馬にそれだけのコストをかけますか?
馬肉には安定した市場があって、それを維持するには供給源が必要なのです。
競馬の関係団体は意図的に正確な数字を公表していません。
馬は牛や豚などの家畜に比べ、知能がはるかに高いです。
動物愛護団体や、一般ピープルに騒がれると競馬のビジネスが無くなるから困るのです。
法的にも整備されていません。
とはいえ、日本にも「引退馬協会」や「ホーストラスト」があり、海外ではもう少し積極的に愛護団体が活動しています。
それでも、犬猫の愛護よりずっと進んでいません。
馬は人間のエゴの犠牲者なのです。
それでも馬刺しは食べますけど・・・。
