・・・・・・・っということで、誰かさんが控えめに推薦していた映画です。
ジェラルド・バトラーが機長役だって?
フィリピンのゲリラが支配する島に不時着だって?
乗客の中に護送中の殺人犯がいるだって?
そしてその犯人と一緒にライフルを構えるこのポスター。
ハイハイ、いつものバトラー作品ですよね。
見る前から展開が読めてしまう。
・・・っと思って時間潰しとして見ていると・・・
ハイハイ、その通りの展開。
・・・でも、面白い。
どこが面白いかって、そんな観客の裏をかく展開の読めなさなのです。
細部が丁寧に描かれている。
もちろん「そんなバカな」という展開です。
でも、その荒唐無稽さを補って余りあるのが、細部の作り込みなのです。
ここが評価の分かれ目なのです。
シナリオに知性が感じられるか否か。
バトラーの作品の中では、間違いなく指折りの代表作となるでしょう。
★★★★★