孫子の考える清廉潔白について | so what(だから何なんだ)

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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、若い頃に机に貼ってあった名言の一節を突然思い出しました。

 

「廉白は辱められ・・・」というくだりです。

 

老いた頭では記憶を辿って思い出すことなんか不可能。

 

孫子だったかなぁ?韓非子だったかなぁ?確か全部で5ヶ条だったような・・・。

 

散々ネットを調べ、ついに見つけました。

 

「将に五危あり」というその筋では有名な一節です。

 

読み下し文は以下の通りです。

 

 【 故に将に五危あり。必死は殺され、必生は虜にされ、忿速は侮られ、廉白は辱められ、愛民は煩さる。凡そ此の五つの者は将の過ちなり、用兵の災いなり。軍を覆し将を殺すは必らず五危を以てす。察せざるべからざるなり。】

 

意味は次のとおり。

 

  1.    必死は殺され(死を恐れずに戦う者は命を落とす)

    2.    必生は虜にされ(生き延びようとしすぎる者は捕虜になる)

    3.    忿速は侮られ(怒りやすく短気な者は侮られる)

    4.    廉白は辱められ(清廉潔白すぎる者は恥をかかされる)

    5.    愛民は煩さる(民を過度に愛する者は困難を招く)

 

孫子は「兵法」ですから、厳密には戦争において指導者はどうあるべきかについて書かれています。

 

しかし、内容は戦争の範囲を越え、人の上に立つ者(君主)の心得としてとても有用なものになっています。

 

孫子は紀元前500年頃の人間です。

 

この頃中国は、諸子百家といわれる優れた思想家を輩出しました。

 

紀元前5〜3世紀にかけてです。(今の中国とは雲泥の差。)

 

日本じゃ石器時代を脱し、弥生時代(稲作)が始まった頃です。

 

何でこの孫子を思い出したかというと、衆議院選挙が公示されたからです。

 

政治家って何を目指してなろうとするのですか?

 

国民って、政治家に何を求めるのですか?

 

この五危の中で、味わい深いのは5番目の「愛民」なのですが、今回は4番目の「廉白」について考えます。

 

今回の最大の争点が「裏金問題」です。

 

実にセコい、言い訳のできない犯罪です。

 

絶対に許されるものではありませんが、ぼくら有権者は政治家に「清廉潔白」を望んでいるのですか?

 

政権交代のチャンスとばかりに、自民党を追い詰めようとする野党の諸君。

 

君たちは清廉潔白なのですか?

 

この機会を、政治家も国民も一回り進化する機会にしたいのです。

 

民主主義は両者の成長によって進化するのです。