英語コンプレックス | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、イタリアはホントーに英語が通じない。

 

呆れるほど通じない。

 

前回の旅行でも書いたけど、話しかけて不機嫌な対応をする人は、ほとんどが英語がわからないことへの照れ隠しです。

 

はっきり言って日本人の方が英語を理解します。

 

中学で英語が必須科目だからです。

 

イタリアでは英語は学校で教えていないはずです。

 

なのに、日本人は英語に対するコンプレックスが極端に強い。

 

もっと自信を持ってください・・・って、自信のないぼくが言っても、何の説得力もないですけどね。(;^_^A

 

・・・・・・・

 

ここから先は、ラテン語についてちょこっと調べた内容です。

 

ラテン語はイタリア発祥の言葉です。

 

ローマ近くに住んでいたラティウム人の言葉だそうです。

 

ローマ帝国がヨーロッパを支配する過程で、ラテン語は広がっていきました。

 

必然的に、支配地域は支配者であるローマ人の言葉を話すようになります。

 

いま英語が共通語として広がっているのも、かつて大英帝国(今はアメリカ)に力があったからです。

 

日本語も力さえあれば・・・英語コンプレックスなんかなかったのにね。

 

ローマ帝国が東西に分裂し、西ローマが滅亡してから、ラテン語は各地で変容していきました。

 

そもそも、ラテン語は書き言葉として使われ、話し言葉は「俗ラテン語」だったそうです。

 

今のイタリア語も俗ラテン語から変容し、ロマン語と呼ばれています。

 

ロマン語は東ロマン語と西ロマン語に分かれ、イタリア語は東ロマン語、スペイン、フランス、ポルトガル語は西ロマン語なんだそうです。

 

だからこれらの国は、言葉が違っても「何となく解る」のです。

 

英語もラテン語が語源だと思ったけど、ドイツ、オランダなどのゲルマン語派なんだそうですね。

 

知らなかったぁ〜。

 

しかし当然ながら、英語もラテン語の影響を強く受けています。

 

隣の部屋のイギリス女性が、イタリア語は簡単だと言っていたのもこの辺の事情があるのでしょうね。

 

だったら、イタリア人が英語を学ぶのは、日本人ほど苦労しないはず。

 

なのに喋れないのは、単に(南)イタリア人が怠け者だからなんでしょうね。^m^