・・・・・・・っということで、まずバスの乗り方から始めます。
バスはGoogleマップが使えます。
しかし、肝心のトラムは使えません。
尤も、目的地のハッサン2世モスクは、バスかタクシーでないと行けません。
路線番号さえ間違わなければ、大丈夫。
運賃は現金で、5ディルハムの一律料金と格安です。
Googleの位置情報と睨めっこしていれば、降りるバス停を間違えることはありません。
反対車線に見える黄色いバス(見えないか)がそれです。
知らない街でも、バスが使えれば移動がぐっと楽になります。
バス停から5分ほど海に向かって歩けば、ハッサン2世の巨大なモスクが現れます。
とにかく馬鹿でかい。
モロッコの威信がかかっています。
1993年完成ですから、新しいモスクです。
金に糸目をつけずに、世界から建材を集めて造られました。
いわばモロッコのランドマークですね。
海沿いに建っています。
ナンと見えるのは大西洋です。(^^)/
今日はムチャクチャ風が強く、時折豪雨に見舞われます。
しかし、ちょっと待てば青空がのぞきます。
入場料は強気の150ディルハム。
ところが、入館する入り口がわからない。
ぼくだけが分からないのではなく、多くの外国人がウロウロするばかり。
いろいろ聞くと、Nobody knowsの返事。
トイレだったり、サウナの入り口だったり、出口だったり。
フランス語の表示を調べたら、女性という意味でした。(ーー゛)
諦めて帰ろうかと思ったほど。
どうやら1時間ごとにツアーがあって、その開始まで待たなければならないことがわかりました。
11時になったら、なんの前触れもなく、表示のないドアが開きます。
本当に不親切です。
靴を脱がされ、袋を渡されます。
各国語の看板の前でガイドが始まるのを待ちます。
もちろん「English」の表示です。
20分ほど待たされ、女性のガイドが付きました。
声が小さくて、ほとんど聞き取れませんでしたが、ヴェネチアのガラスを使ったシャンデリアだとか、何トンの重さだとか、石はどこから運んだかとか、メッカの方向に向いているだとか、まあ、ありきたりの説明です。
驚いたのは、天井が自動開閉する仕掛けになっていることです。
他にもエレベーターやらエスカレータも備わっているそうです。
ツアーは、このメインホールと地下にある手足を水で清める部屋の2箇所であっさりオシマイです。
20分くらいかな?
この日だけかもしれませんが、12時には入場を断っていました。
運良く最後の11時のツアーに間に合ったみたい。
外に出ると、マジで吹き飛ばされるくらいの強風でした。
足を下ろそうとすると、別の場所に着地するほど。
看板が飛んできたら避けようがない。
・・・つづく