・・・・・・・っということで、日本の若い評論家が面白いことを言っていました。
人間の家畜化です。
犬や猫は元々野生の動物で、なかなか攻撃性の強い動物でしたが、人間に近づいて餌をもらった方が楽に生きられると学習したのだと言われています。
そのため、体格はより小型化し、顔も丸くなり、人間が好むような体型に変わって行ったのです。
これを家畜化と名づけています。
人間も同じような現象が起きていないか。
今結婚しない若者が増えています。
その理由を調べていくと、結婚するのは経済的に見合わないという考えからだと言うのです。
独身で生活した方が生活が楽だからと判断しているのです。
その考えの基礎となっているのが、「損か得か」であって、それは資本主義が行き渡ったため起きた価値観だと指摘していました。
これは、資本主義に合わせるために、自らが家畜化したからだと結論づけしていました。
ちょっと偏った無理のある論法ですが、ぼくはこういう自由な発想が好きです。
動物でも家畜化するのに、人間は絶対そうならないとは言い切れませんからね。
明治時代から昭和初期にかけて、ずいぶん「とんがった人物」がいたように思われます。
ぼくが大学生だったとき、学生運動が頂点を迎える頃で、上級生たちは授業ボイコットとか、教授たちを吊し上げることに血道をあげていました。
今から思えば、思想とも言えないずいぶん乱暴な理屈を振りかざしていましたが、とんがっていたことだけは確かでしょう。
・・・・・・・
今の大学生はどうでしょう?
ぼくらの時より、ずいぶんスマートになりましたよね。
バンカラなんて言葉自体が消え去ったようです。
体格も良くなり、こざっぱりした格好をし、動作もエレガントです。
色白になった気がするのですが、どうでしょう?
仕事もなかなか抜け目なくこなします。
さて、
これをもって家畜化したと言えるのでしょうか?
資本主義社会に適合するために。