・・・・・・・っということで、日大のアメフト部が廃部なんだそうです。
・・・かと思ったら、廃部かどうか審議中らしい。
いかにも日本的対応じゃないですか?
必ず出てくる議論が、「責任の所在」です。
あれぇ〜?
日大を建て直すために、林某という作家が理事長として乗り込んだんじゃなかったっけ?
日大はマンモス大学と評されるほどの、巨大企業です。
そう、企業なのです。
教育機関という看板が目眩しになっていますが、営利を追求する大企業と捉えるべきなのです。
日大の工学部と仕事をして、その企業風土の一端を垣間見たことがあるので、一連の事件を知って、さもありなんとの感想しかありません。
・・・・・・・
皮肉なことに日大アメフト部の愛称は「フェニックス」です。
不死鳥という意味です。
このフェニックス神話のキモは、永遠に生きるためには一度我が身を燃焼させ、その灰の中から復活するというところです。
廃部にするということは、完全に燃やしてしまうことです。
本物のフェニックスなら、その灰から復活するはずなのです。
一度灰にすると決定しながら、いや最終決定ではないと世論を気にして曖昧にするのは「生焼け」状態なのです。
廃部しようがしまいが、ぼくらにとってドーでもいいのです。
マンモス企業としての組織のダメさ加減に呆れるだけの話です。
林某も、いかにも日大的な人間であることを晒しただけです。
この際、日大自身を一度灰にしたほうがいいんじゃないのかな?
