・・・・・・・っということで、Youtubeでこんな動画を見つけました。
あのカナダが誇る、詩人兼シンガーソングライターのレナード・コーエンの「ハレルヤ」です。
恥ずかしながら、アンドレア・ボチェッリという歌手を知りませんでした。
調べたら、世界的テノール歌手とのこと。
正直なところ、こんなに歌が上手い人を知りません。
色々な人とデュエットしていますが、相手の歌手が気の毒に思えるほどです。
そして、さらに驚いたことに、何と彼は盲目だったのです。
・・・・・・・
今回のテーマは彼のことではありません。
動画で少女が「ハレルヤ」を彼と一緒に歌うのです。(どうやら少女は彼の娘らしいのですが。)
はっきり言って下手です。
それよりなにより、ぼくが驚いたことは、こんな少女が「ハレルヤ」を歌ったことです。
コーエンのハレルヤは歌詞が難しい。
キリスト教の教養がないと解釈は不可能です。
「宗教的」であると同時に、「性的」なのです。
もちろん「性」は比喩的に表現されていますが、相当に露骨なんです。
ぼくが驚いたのは、こんな歌を少女に歌わせたことです。
ぼくの英語能力は最低クラスですから、英語ネイティブの人が(少女はイタリア人なんでしょうが)、こんな難解な歌詞でもスラスラ歌えのが羨ましいです。
少女が完璧な英語で歌うのを見て、ぼくとのギャップの大きさに、打ちのめされてしまうのです。
こんな難解な男女の性の関係を、こんな少女が理解しているのか?・・・というショックです。(;^_^A