ハレルヤ! | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、Youtubeでこんな動画を見つけました。

 

 

あのカナダが誇る、詩人兼シンガーソングライターのレナード・コーエンの「ハレルヤ」です。

 

恥ずかしながら、アンドレア・ボチェッリという歌手を知りませんでした。

 

調べたら、世界的テノール歌手とのこと。

 

正直なところ、こんなに歌が上手い人を知りません。

 

色々な人とデュエットしていますが、相手の歌手が気の毒に思えるほどです。

 

そして、さらに驚いたことに、何と彼は盲目だったのです。

 

・・・・・・・

 

今回のテーマは彼のことではありません。

 

動画で少女が「ハレルヤ」を彼と一緒に歌うのです。(どうやら少女は彼の娘らしいのですが。)

 

はっきり言って下手です。

 

それよりなにより、ぼくが驚いたことは、こんな少女が「ハレルヤ」を歌ったことです。

 

コーエンのハレルヤは歌詞が難しい。

 

キリスト教の教養がないと解釈は不可能です。

 

「宗教的」であると同時に、「性的」なのです。

 

もちろん「性」は比喩的に表現されていますが、相当に露骨なんです。

 

ぼくが驚いたのは、こんな歌を少女に歌わせたことです。

 

ぼくの英語能力は最低クラスですから、英語ネイティブの人が(少女はイタリア人なんでしょうが)、こんな難解な歌詞でもスラスラ歌えのが羨ましいです。

 

少女が完璧な英語で歌うのを見て、ぼくとのギャップの大きさに、打ちのめされてしまうのです。

 

こんな難解な男女の性の関係を、こんな少女が理解しているのか?・・・というショックです。(;^_^A