・・・・・・・っということで、TVでホンダソニー(ソニーホンダ?)の社長が出ていたけれど、ぜんぜん分かっちゃいないと愕然としました。
そもそも車(クルマ)って何なのさ?
ぼくは「下駄」だと思っています。
移動手段としての原点がクルマでしょう?
エンターテイメントとしてのクルマなんか誰も求めていない。
・・・・・・・
ぼくが最初、EUが電気自動車に舵を切ったと聞いて、中国の一人勝ちになるだけと感じました。
いいですか?社長、クルマが電気自動車になるということは、「安くなる」というのが絶対条件です。
何故って、内燃機関(エンジン)と電気モーターを比べれば段違いにモーターのほうが安いのです。
さらにいえば、エンジンには燃料系、潤滑油系、冷却系と複雑なシステムが必要です。
極論すれば、モーターなら電気系だけです。
安くなって当たり前なのです。
なのに、今発売されている電動自動車はバカ高い。
・・・・・・・
エンジンの車もバカ高い。
何故なら安全装置やら、自動運転装置やら、燃費抑制やらの「付加価値」をテンコ盛りにしているからです。
時代の流れとして、「下駄」にそういう付加価値を付けないと売れないからです。
制御の面で言えば、エンジンよりモーターですよね。
だから電気自動車なんでしょう?
だったら、安くなきゃ手が出ないじゃないですか。
そういう消費者の立場をぜんぜん分かっていない。
ねえ、社長。
テスラだって絶対BYDに負けるんです。