・・・・・・・っということで、DCコミックのスーパーヒーローだそうです。
特技は素早く動けること。
ぼくらの世代、否応なしに「エイトマン」を思い出してしまいます。
同じ速く走れるとして、エイトマンはせいぜい新幹線くらいの速さくらいでしたが、こちらのフラッシュ君は速すぎて時間より速く走れるんです。
母親の殺害が起きなかったことにするため、過去に戻ってちょっと手を加えます。
予想通り、歴史を最悪な方向に変えてしまいます。
これはよくある話。
しかし、過去の自分と出会ってしまい、こともあろうか一緒に戦うことになるのです。
これはタイムトラベルものでは禁じ手なのです。
なぜなら現在の自分は、過去に自分と出会ったことを知っていなければならないからです。
ところが、時の流れは一本ではなく数本ある(マルチ・バース)という立場をとれば、これはアリとなるのです。
そう、もう無茶苦茶なのです。
スーパーマンとか、バットマンとか、過去のスーパーヒーローたちも、総出演します。
しかも、これまで演じた俳優まで総出演して、まるで「顔見世興行」の様相を呈します。
無茶苦茶でも面白ければいいじゃん・・・で押し切られてしまいます。
バカバカしくても、アイデアの豊富さを褒めるしかありません。
欠点は、超人たちが悪人と戦う場面。
動きがぎこちなく、興醒めです。
本当は、★一つなのですが、面白いからサービスせざるを得ません。
★★★☆☆