映画【陸軍士官学校】 | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、こういう記録映画があるんですね。

ぼくの親父は60期生でした。

 

ちなみに61期が最後です。

 

卒業前に終戦を迎えたので、戦場にはギリギリ行かずに済みました。

 

しかし、同期生の中には運悪く戦死した者もいたと聞いています。

 

親父は陸士時代のことをほとんど語りませんでした。

 

当時の秀才は陸士、海兵、一高(帝大)を目指したと言われていますが、間違いなく親父は秀才でした。

 

鉄棒で大車輪ができたと言っていましたが、嘘だと思っていました。

 

ところが、この記録映画を見ると、普通に生徒が大車輪をしていました。

 

乗馬もできて、親父の愛馬は「青」という名前だったそうです。

 

剣道も強かったし、銃剣術もやっていたと聞きました。

 

外国語はロシア語を習っていたと言っていました。

 

親父は扁平足気味で走ったりするのは不得意だったはずなのに、よく歩兵の訓練に耐えられたものです。

 

それと、ぼくと同じように集団生活が苦手で、よくあの大部屋で生活できたものです。

 

定年後、受勲した時は天皇から勲章をもらったと喜んでいました。

 

生きていたうちに、二人でこの記録映画を見たかった。