・・・・・・・っということで、Netflix制作の戦争映画です。
舞台は北欧(スウェーデンとしておきましょう)のどこか。
時代は近未来っぽい。
ノオミ・ラパスが主演ですから、期待しました。
相変わらず彼女の演技は心も体も「体当たり」ですので、役者根性を堪能できます。
本作では兵士になった母親役ですから、思いっきりアクションを披露します。
敗色濃いスウェーデン軍(としておきましょう)がどこかの敵国(たぶんロシア)を一発逆転するために細菌兵器のカプセルを6人の兵士に託して、離れた場所にある基地内の研究所に送り届けるよう命令します。
その移動手段がスケートであることがユニークです。
6人が凍った海をスケーティングしながら移動します。
北欧の国らしい発想ですね。
もちろん移動は困難を極め、1人づつ死んでいきます。
戦闘シーンはリアルです。
カメラワークがなかなか良くて、スウェーデンならではの画像が素晴らしい。
ただ、難点はストーリーのチグハグさです。
ラパスは娘を助けるために、基地に向かいますが騙されたと知ります。
勝つためには、大勢の人間を殺す「細菌兵器」という最終手段を採っていいものかという問いがメインテーマです。
ラパスはそれは絶対採ってはならない手段だと気付きます。
なぜなら、使用する軍の道徳観念が信用ならないからです。
最後は、身をもって使用を阻止します。
その結果スウェーデンは敗北していいのか?
その判断は、視聴者に委ねられます。
分かりにくいストーリーですが、スウェーデン人の立場ならスンナリ理解できるでしょう。
結局、娘の生死は分からないまま終わります。
核兵器と細菌兵器の差はありますが、いまのウクライナ戦争が抱えるテーマと重なります。
★★★★☆
