・・・・・・・っということで、スーダンは金の産出国と書きましたが、石油も出るのです。
BBCではイギリスがスーダンから自国民を避難させるのが遅いとなじっています。
日本は60人程度で脱出を成功させつつありますが、イギリス人はまだ4000人が取り残されているそうです。
じゃあ、なぜスーダンにイギリス人がたくさんいるのか?
かつての統治国であったのはもちろんですが、金と石油が出るからです。
何故フランス人がいるのか?何故イタリア人がいるのか?何故アメリカ人がいるのか?
どの国も、真っ先に大使館関係者が脱出したのは何故か?
それは、背後で情報活動や政治工作が活発に行われていたからです。
関係者が捕まったり資料が流出しては困るからです。
・・・・・・・
今の紛争の構造は以下の三者間の対立です。
1)スーダン国軍
2)RSF(Rapid Support Forces)=即応支援部隊=準軍事組織
3)民主化を求める国民
即応支援部隊ってなんだぁ〜?
1)は3)のサポートを利用して、当時の独裁政権をクーデターによって打ち倒し、民主政権に移すと約束していました。
ところが、本心は国の実権を握ることであり、その意味では2)と目的は同じです。
民主化の約束は反故にされ、再度クーデターを起こしました。
じゃあ、何故1)と2)が対立しているのか?
2)の背後にはワグネルがいるのです。
ワグネルの背後はもちろんロシアです。
ロシアはスーダンの資源を狙って着々と実権を握りつつあったのです。
そして、3)の背後にいるのはアメリカをはじめとする欧米です。
欧米は民主化を旗印にして版図を広げているのは周知の事実です。
ロシアや中国はそれが気に入らないのです。
こうして見ると、日本人がスーダンに滞在しているのは、やはり資源が欲しいのです。
ただ、その手法はJICAやNPOによる人道的なものに限られているのです。
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今回のスーダン紛争にワグネルが関わっていると考えるのは常識ですが、表立って言えないのです。
スーダンの報道で、日本のマスコミの切れ味が悪いのはそのためです。
お気づきのように、ワグネルが登場してくると、実はウクライナとスーダンは繋がっているのです。
次回は、ロシアの思惑、そして中国の思惑に触れるつもりです。
・・・つづく。