・・・・・・・っということで、ぼくはマメな人間じゃありません。
隙あらば、手を抜こうと考えています。
毎週マメにしていることは?
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イヤ、手を抜くというと「サボる」という意味になってしまいますね。
そうじゃなくて、今までの手順が必要かと、つい考えてしまうのです。
自慢じゃないけど、これは自分の良い面だと思っています。
日本の仕事スタイルって、今までの手順やしきたりを「踏襲」することが異常に多いと思うんです。
踏襲どころか、完璧を目指すあまり余計な「決まり」をさらに作ってしまうのです。
そして、その増えた手順にがんじがらめになっているのです。
良い例が学校の教師です。
ぼくらの世代の先生は、今に比べてずっとズボラでした。
今の教師はやらなきゃいけない決まりが多過ぎます。
そのため、報告書をまとめることに追われ、本来の生徒の教育が疎かになっています。
カミさんは教師一家でしたので内情は知っているつもりです。
教師の仕事が増えるのは、「善意」からくるから厄介なのです。
基本は善意ですから、断るのが難しいのです。
善意が次々に登場してきて、身動きがとれなくなる。
これは教師ばかりではなく、一般の会社でも起きている現象です。
特にその皺寄せが女性社員に来るんです。
女性社員は先輩から仕事の手順や、しきたりを真面目に守ろうとします。
ぼくもサラリーマンでしたから、女性社員には余計な仕事が多いことを知っています。
日本の会社は、無意識に女性の「創造性」を奪っているのです。
海外から日本の女性の地位について厳しい見方をされますが、反発したくなる気持ちを抑えて耳を傾けることが必要でしょう。
先輩から申し送りされてきた仕事の流儀を一度疑ってみてはどうでしょう。
・・・・・・・
定年後に再就職した職場が、まさに無駄な作業のオンパレードでした。
厄介なことに、職場は善意の人で溢れかえっていたのです。
無駄なしきたりを片っ端から壊していったのが、ぼくが追い出された一番の理由です。
ぼくは善意の人じゃないですからね。(;^_^A