・・・・・・・っということで、誰も産んでくれと頼んだわけじゃない。
でも、生まれちまったから、今の自分がいる。
生まれたからには生きていかなきゃならない。
親に支えられているうちはいいけれど、いつかは自分で生きていかなきゃならない。
生まれたことに感謝すべきか。
生まれたことを恨むべきか。
生まれたのには意味があるって?
冗談じゃない。
意味があろうがなかろうが、生まれちゃった本人に解決を迫るか?
そう、親の責任である。
親の勝手である。
・・・・・・・
でも、生きていかなくちゃならない。
それしか選択肢はない。
親は生を与えることの責任をどれほど感じているのだろうか?
生きることの辛さを親がいちばん知っているはずじゃないか。
・・・・・・・
生まれたての我が子をあやしながらぼくは考えた。
生を与えることは死を与えることと同義。
そこまで考えて子供を儲けたかというと、違うと言わざるを得ない。
親はこうした後ろめたさを感じながら、逞しく生きていけと子供に言う。
そして心の中でつぶやく。
ごめんね・・・と。