・・・・・・・っということで、フィンランドの歴史について「冬戦争」(1939年)と「継承戦争」(1941年)から入りました。
その2つの戦争の前に「内戦」(1918年)を経験しています。
映画【SISU】の舞台となっているのは継承戦争のあとドイツと戦った「ラップランド戦争」(1944年)があります。
歴史を辿るのは初めから始めるのがマナーですので、以下ざっとフィンランドの歴史に触れることにします。
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フィンランドってどんな形なんでしょう?
北欧といえば、ノルウェー、スウェーデン、デンマークそしてフィンランドですね。
フィンランド以外はバイキングとして知られ、ヨーロッパ中を荒らし回りました。
実はフィンランドはバイキングの仲間ではありません。
逆に、スウェーデンに十字軍を送られて属国にされています。
言葉も違うんです。
フィンランド語は「ウラル語族」に属していて、ハンガリー語とかエストニア語が仲間です。
ヨーロッパの主流は「インド・ヨーロッパ語族」でドイツ語、英語、イタリア語、ロシア語がそちらの仲間です。
ですから、ご先祖はハンガリー辺りからやって来た遊牧民と考えられるのです。
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こうやって地図と見ると、バルト海って内海なのですね。
首都のヘルシンキと対岸にあるエストニアのタリンはフェリーで渡れますが、「フィンランド湾」の入り口に位置しているんですね。
フィンランド湾の奥にはあのサンクトペテルブルクがあります。
ロシアはあんなに広大な面積なのに、不凍港であるサンクトペテルブルクから北海や大西洋に出るためには、ユトランド半島の狭い海峡を通らざるを得ないのですね。
ちなみに、いまロシアが不法占拠しているクリミア半島のセバストポリから地中海に抜けるのも、狭いボスフォラス海峡、ダーダネル海峡を通らなければならないのです。
ロシアにとって、サンクトペテルブルクとセバストポリはとても重要な港なのですね。
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今の場所に定住したフィン人はトナカイの放牧、海岸の漁業、それと農業によって生計を立てていました。
しかし、彼らにフィン人としてのアイデンティティは薄かったようです。
スウェーデンが早い段階(13世紀〜19世紀初め)から彼らを支配できたのは、そういう理由からだったのです。
今ではあまり想像できないですが、昔のスウェーデンは強かった。
デンマークもドイツも強かった。
もちろん最大の脅威は、当時も今もロシアです。
ロシアとの間に、あまり民族意識を持たないフィン人が住んでいる。
よぉ〜し、ここを「緩衝地帯」にしようと考えるのは、スウェーデンもロシアも同じです。
同じスカンジナビアに住みながら、この意識の違いはどこに原因があるのでしょう?
ぼくは、「神話」のあるなしだと思うのです。
バイキングたちが信仰していたのは、いわゆる「北欧神話」です。
北欧神話は、オーディンを主神とする勇ましい神話です。
単なる神話に過ぎないと、現代人は軽く見がちですが、神話は民族としての結束を促す力がとても強力なのです。
中国と対等な関係を築くには、「古事記」と「日本書紀」という神話がどうしても必要だったのです。
タネを明かせば、フィンランドが結束して国家を持たなけらばならないと思いついたのは、なんと20世紀になってからなのです。
フィンランドの最初の独立は1917年になってからです。
その時点での支配者は、スウェーデンからロシアに移っていました。
お気づきのように、ロシア革命のどさくさに紛れて独立を果たしたのです。
その独立の機運を高めたものの一つに神話があります。
この時期、「カレワラ」というフィンランドの伝承に基づく民族叙事詩が発刊されたですが、これによってフィンランド民族としての意識が一気に高まりました。
フィンランドが誇る作曲家シベリウスが交響詩「フィンランディア」を発表したのは、1900年でした。
第二の国歌と言われるくらい、フィンランド人はこの曲を聴くと胸が熱くなるのです。
冒頭に触れた「内戦」は独立後にロシア側に付こうとする社会主義派とドイツ側に付こうとする君主制派の戦争でした。
結果は、君主制派が勝利し、ドイツから国王を迎えました。
第二次世界大戦の時、枢軸国側に加わった理由が分かりますね。
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その後の歩みは、(その1)で書いた通りです。
以上、興味の向くままフィンランドについて書きました。
あとは、実際に行くだけです。^m^
