・・・・・・・っということで、エストニアの映画です。
バルト三国のひとつです。
バルト三国に行きたいと思いながら、はや5年が過ぎました。
こういう映画って「愛国心」を高揚させる匂いがプンプンで、正直見る気がしませんでした。
まあ、エストニアに行く前の予備知識を得る程度で、あまり乗り気がしませんでした。
あれっ?イイじゃない。
愛国心にのめり込まず、第三者的な視点で淡々と描いているのです。
第二次世界大戦当時、エストニアはナチスドイツ軍とソ連軍に分かれて戦ったのですね。
即ち、同国人同士が敵味方に分かれて殺し合ったのです。
そんな歴史、知りませんでした。
ヒドイでしょう?
そんな映画を作る時、つい気持ちが入ってしまいますよね。
それでも、その気持ちをグッと抑えて淡々と描くことは並大抵ではありません。
騒がないからこそ、見る者の心を掴むのです。
スゴイぞ!エストニア。
前半はドイツ側に従軍した兵士の視点で描き、後半はソ連軍に従軍した兵士の視点で描きます。
この辺の構成も上手い。
以下、心に響いたセリフです。
「罪なき人が罪を感じ、罪ある人がそれを感じない。」
予想外の拾い物です。
★★★★★