どうした家康 | so what(だから何なんだ)

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・・・・・・・っということで、NHK大河ドラマ【どうする家康】は、いよいよ一向一揆に突入ですね。

 

北陸方面を旅行すると、一向一揆の歴史を避けて通ることはできません。

 

一向宗は浄土真宗の別名ですが、戦国時代と時期が重なっていることに注目すべきです。

 

戦国時代は封建制度が確立する過程で、領主たちが勝手に戦争しまくっていた時代ですね。

 

そんな中、詐取される側の農民は何か現世の救いを求めたくなる気持ちが強くなるのは分かります。

 

浄土真宗は、ひたすら南無阿弥陀仏を唱えることによって、極楽浄土への悟りを拓き、現世の救いを得ようとする他力本願の教えですよね。(ずいぶん荒っぽいまとめですが。(^^ゞ)

 

一向一揆はおもに社会的,経済的に進んだ畿内,東海,北陸などの各所で展開されたことに注目すべきでしょう。

 

ドラマでも描かれたように、俺たちの作ったコメは俺たちのものだという考えが出てくるのですね。

 

この運動は戦国大名たちにとって、封建制度を確立する上での「試練」だったと捉えるべきでしょう。

 

三河一揆は1世紀半続いた一向一揆の最後の段階です。

 

この一揆を平定することで、徳川家康はずいぶん学ぶことが多かったはずです。

 

そういう歴史的観点から、ドラマは描いて欲しいのですが、どうしたNHK?・・・という出来です。

 

エビすくいで自画自賛している場合じゃないでしょう。

 

 

あいかわらず松潤君は、オロオロするワンパターンの演技が続いています。(ーー゛)

 

このドラマも2ヶ月が過ぎ、どうやら「コメディータッチ」で家康を描こうとしているんだなと、勘が鈍いぼくはようやく気づきました。

 

【鎌倉殿の十三人】も、コメディー色が強く出ていましたね。

 

ドラマを作る上で、こういう発想はウェルカムで、どんどんチャレンジして欲しいと思います。

 

しかし、北条義時というメジャーではない主人公の時は、三谷幸喜が好き勝手にいじり回しても「害」はなかった。

 

でも、今回は戦国のスーパースター家康ですぜ。

 

同じコメディー路線を2回続けるのは如何なものか?

 

ハードルは義時の時に比べ、一気に高くなっていると思うんですけど、どうでしょう?

 

若い時は頼りなかったとしても、最後は「たぬき親父」に成長する人物です。

 

一向一揆を収めた時の家康は、その片鱗を十分見せたのです。(今後描かれると思いますが。)

 

それをいつまでも「どーするどーする」とオロオロするばかりの家康を見せつけられると、大ジョーブかなぁ〜〜〜〜という気になるのです。

 

どうでしょう松本くん。