・・・・・・・っということで、なぜアメリカがこれほど強大な国家になったのか?
それは、戦争で利益を得たからです。
もちろん、これはぼくだけの考えで一般的ではありません。
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第一次世界大戦の開戦日は1914年7月28日です。
アメリカが参戦したのが1917年4月6日です。
ちなみに終戦は1918年11月11日です。
ヒトラーがポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まったのは1939年9月1日です。
アメリカが参戦を決定したのが、1941年12月8日です。(もちろん日本が引き金を引きましたが。)
この二つの世界大戦で、アメリカは多くの血を流しました。
でも、その見返りはとても大きなものでした。
世界のリーダーという地位を手に入れたのです。
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コロナ禍でアメリカのファイザー社の2021年の売上高は前年比95%増の812億8800万ドル(8兆9254億円)で世界ナンバーワンになりました。
その内、新型コロナウイルスワクチンでの売上高は全体の45%にあたる367億8100万ドルでした。
2022年のデータはまだ分かりませんが、コロナはアメリカにとって絶好の儲かるチャンスだったのです。
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そして、ウクライナ戦争。
アメリカがウクライナを援助するのは、自由主義国家を守るためです。
でも、その結果、儲かるのはアメリカなのです。
ジャベリンにしろ、HIMARSにしろ、アメリカ製兵器は圧倒的に高性能であることを証明しています。
いま、無償でウクライナに提供しても、その後の売り上げは約束されているのです。
だったら、売れる兵器だけ提供しようじゃないか・・・と考えているかも知れません。
F16戦闘機を提供するかしないか・・・その辺の判断かもね。
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リスクはチャンス。
アメリカは「味を占めた」のです。
そういう発想はなかなか日本には根付きません。
もちろん良い悪いは別にしてですがね。