・・・・・・・っということで、いつも不思議に思うこと。
それは自分という基本ソフトウェア(OS)はコピーできないことです。
もし、コピーできたら、他人と自分を書き換えることができるはず。
そうすると、自分は永遠に自分として生きていけることになりますよね。
すなわち、死なないことになります。
他人の脳を乗っ取るのは倫理上まずいというなら、自分のクローンを使えばクリアできますよね。
コピーしたら、新しい体を手に入れることになります。
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同じ世界に住みながら、お互いが「自分」というOSを持っていて、外部の人間はそれを覗き込めないこと。
自分が考えた世界は他人の考えている世界と全く違うこと。
心が通じ合えたと錯覚しているだけで、本当は全く通じていないのです。
80億人の人間が、それぞれの視点で世界を見て、それぞれの生活をして、それぞれの人生を歩む。
当たり前のことなんだけど、お互いを理解しないまま共存しているのです。
ぼくには、怖いことだと感じています。
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そう考えたら、人間って孤独な生き物なんです。
じゃあ、お互いの脳の中に入り込んで、その人がどう世界を見ているかを知るのは不可能かというと、そうじゃないんです。
例えば、小説。
小説は架空の人物を創作して、その人が同世界を見て、どう考えるかが書かれています。
ということは、作者の脳の中に少し入ることができるのじゃないですか?
そうか、作者は世の中をこういうふうに見ているのか、手がかりが掴めるはずです。
それ以外に他人の心に入り込める手段は「音楽」です。
小説は「文字」を介していますが、音楽は耳から直接脳に伝達されます。
より抽象的になると思いがちですが、作曲家の心の動きを生で感じることができるのが音楽なのです。
絵画だってそうでしょう?
画家は何に感動してその絵を描いたのか、視覚を通して脳に伝わりますよね。
映画もいい例でしょう。
これは、その場に自分がいて、世界を体験しているように感じられる。
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人間は孤独な生き物だと書きましたが、実は考える能力のおかげで、孤独に縛られないでいられるのです。
人間って、とんでもない生き物ですね。
その分、壊れやすいけどね。