・・・・・・・っということで、昔の話ですが、ぼくがいた部門で人間形ロボットを開発していました。
今もやっているのかな?
そのころは、ホンダのASIMOが最先端を行っていました。
5年ほど前にホンダは開発を止めたと聞いています。
日本人は「人型」にこだわりました。
ASIMOがスタスタ歩くところまで進化し、日本の技術はスゴイと「自画自賛」していました。
しかし、人型ロボットを開発する目的は、どれも後付けでした。
結局のところ、客寄せパンダしか用途が浮かばなかったと断定していいでしょう。
まあ、開発の経過で得られる応用技術は得られたでしょうが。
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10日前のニュースです。↓
人間並みの動きどころか、人間を遥かに超えています。
アメリカのスゴみを感じます。
彼らは、やると決めたら徹底的にやるのです。
資金力の差かも知れませんが、負け惜しみでしかありません。
ASIMOにバック転させるなど考えも及ばなかったからです。
開発陣のアイデアが日本の比ではないのでしょう。
モノ作りは日本が上だとの考えは全くの神話にすぎないことが分かります。
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アメリカの開発目的は明快です。
それは、軍事用途です。
ぼくがいた頃も、DARPAからアプローチがあったくらいです。
ウクライナ戦争で、アメリカの兵器がいかに優秀か証明されています。
そう、アメリカの兵器は世界最高レベルなのです。
日本の兵器がアメリカ製で占められているのは、本気で防衛を考えればそうするしかないのです。
尤も、兵器以外アメリカから買うものがないといえますが。(^^ゞ
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ロボットを例に挙げましたが、技術開発力はアメリカに大きく水を空けられていることは自覚しなければなりません。