塹壕の中のクリスマス | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、今日は24日ですから、ロシアがウクライナに侵略してから10ヶ月も過ぎたんですね。

 

電気のないクリスマスイブを過ごしているウクライナの人たちのことを思うと、ストーブを点けるのに気が引けてしまいます。

 

それにしてもウクライナ人は頑張っていますね。

 

戦い方を日々学んでいるようです。

 

ニュースを見ると、東部戦線は「塹壕戦」の様相を呈しているようです。

 

21世紀の現代において、第一次世界大戦と同じやり方で戦っているとは。

 

第一次世界大戦のアメリカ軍

 

確かにウクライナ軍は善戦しています。

 

ひょっとして勝つかも?という気になってしまいます。

 

しかし、戦闘でロシア軍に勝利することはないということを理解しなければなりません。

 

核兵器を持っているからが理由ではありません。

 

戦線が膠着するということは、ウクライナの兵士が確実に消耗していくことです。

 

いくら兵器や弾薬を援助しても、いくら巧妙に戦っても、戦う兵士の数が減りこそすれ増加しないのです。

 

両軍の兵力は開戦時で20万人対85万人といわれています。

 

ロシア軍は10万人の戦死者が出ていると言われていますが、彼らにとって大した損失ではないのです。

 

これが現実なのです。

 

プーチンに止める気がない限り、戦争はいくらでも続くのです。

 

指導者がプーチンでなくとも、兵士だろうが、一般市民だろうが、人間が死ぬことを気にかけないのがロシア軍の伝統なのです。

 

来年のクリスマスも、再来年のクリスマスも、戦争が継続しているという前提で考えなくてはなりません。

 

せめてクリスマス停戦くらいは実現させて欲しかったですね。