・・・・・・・っということで、たまにしか見ていないのですが、朝ドラの【舞いあがれ】の話題です。
航空大学校の回は、アッという間に終わってしまいましたね。
そこで、気になったのが訓練機です。
操縦桿がサイドスティックだったのです。
ぼくの中で航空大学校の訓練機といえば、ビーチクラフトのボナンザです。
日本で小型機といえばセスナが代名詞ですが、他にビーチクラフトやパイパーなどがあります。
しかし、朝ドラでの機体は「シーラスSR22」なんて、聞いたことのない名前です。
操縦桿が真ん中にありません。
シーラス社が本格的な機体を作り始めたのが1999年だそうです。
それまでは、自作キットの機体メーカーだったのです。
それが、2013-2016年の小型機販売機数ランキングで、世界第1位の航空機メーカーになりました。
今ではジェット機まで製造しているそうです。
ぼくが航空の世界に足を踏み入れたのと同じ時期に、ホンダは自前の飛行機を開発しようとしていました。
1980年代の後半頃です。
ホンダでさえ、実験機の初フライトが2003年です。
そして、量産型のデリバリーは、2015年です。
おかしいだろう?・・・と思うのです。
何でアメリカの会社はすぐに業界ナンバーワンになれるのか?
三菱が開発を進めていたスペースジェット(旧MRJ)が、何で頓挫してしまったのか?
2002年から開発を始め、予約まで獲得していたのにですよ。
・・・・・・・
そう、アメリカはフェアーを装いながら、アンフェアーな国なのです。