・・・・・・・っということで、最近はハズレの映画ばっかりで、気分転換のために猫の映画を見ました。
正直、まったく期待していませんでした。
ところがコレが大当たり。
猫好きにはもちろんのこと、興味のない方にもお勧めです。
トルコ映画。
舞台はイスタンブールの東側(海峡を挟んでアジア側)で、詳しく言えばカラキョイ地区です。
もっと言えば、最近爆弾テロの起きたイスティクラル通りはこの地区にあります。
猫の映像といえば岩合光昭さんですが、こちらは個人ではなく多くの視点で撮影されています。
単なる猫愛好者の視点かと思ったら大間違い、「哲学的」でさえあるのです。
例えば、一般市民のこんな声を拾っています。
猫は神の存在を知っているようだが犬は人間を神と思っている
猫は人間を神の代理人だと思っているからぞんざいに接しない
動物を愛せないなら人間を愛せるはずがない
生き方を知れば素晴らしい人生を送れる
心を開けば愛は与えられるものさ
愛を持って接すれば世界は素晴らしく見えるはず
猫や鳥そして花の存在を楽しめる
そうすれば世界は自分の思いどおりさ
猫は自分に満足している
人間は満足せず常に何かを追い求めている
猫がいるおかげで人間らしさを失わずに済んでいる
などなど、まさしく題名通りの内容です。
あと、個人的に楽しめたのが、イスタンブールの裏通り。
猫を追っていけば、必然的に街に住むトルコ人たちの生の生活圏に入り込んでいきます。
ぼくは西側に宿をとっていましたが、イスタンブールの街だけでなく、匂いや生活騒音まで懐かしく思い出されました。
長い歴史から、猫とイスタンブールは切っても切り離せない関係なのですね。
★★★★★